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アンドレ・アウメイダのインタビュー「バレンシアで自分が評価されていると実感したい」

これまであまり公の場で話すことのなかったアンドレ・アウメイダがポルトガルのメディア「O Jogo」のインタビューに登場。スペインでの3年間、バレンシア、コルベラン監督、古巣であるヴィトーリア・ギマランイスへの愛情などについて語りました。

アンドレ・アウメイダのインタビュー「バレンシアで自分が評価されていると実感したい」

──バレンシアでの3年間を簡単に振り返っていかがですか?
「とても難しい3年間を過ごしました。最初のシーズンは残留争いをし、2年目は5か月も怪我に苦しみ、昨季は最悪な前半を過ごしましたが、後半は素晴らしい結果を残しました。学ぶべきことはたくさんありましたが、エル・クラシコをいつもテレビ観戦していた僕にとって、何よりも重要なのはラ・リーガでプレーするという夢が叶ったことです。彼らと対戦できたことは特別な経験でした。最初から自分をアピールできたおかげで、全てがうまくいっています。3年前に比べて良い選手になっているという自信があります」

──コルベラン監督が来てからの復調は新シーズンに向けて良い兆しですか?
「個人としてもチームとしても良い形でシーズンを終えることができたので、皆が良い感触を得ています。コルベラン監督と彼の考え方を絶対的に信頼しています。もちろんチーム全員のクオリティにも。新シーズンも全てをうまく進めるつもりですが、そのためにまずは良いスタートを切る必要があります。だからこそ今、僕らはハードワークに取り組んでいます。とても要求の多い監督です」

──難しい状況にあるバレンシアですが、そこにいてクラブの偉大さを感じますか?クラブを前進させようというモチベーションはありますか?
「バレンシアは非常に名声のあるクラブです。今は難しい状況にありますが、歴史のあるとても偉大なクラブです。ファンの皆さんも素晴らしく、ヨーロッパを目指して戦うために僕らを後押ししてくれます。ロッカールームでは"高い目標を持ち、最高の舞台に到達しなければならない"というメッセージを交わしています。こうした野心がなければ、僕らはここで何も成し遂げられません。サッカー選手は夢を持たなければなりません。僕にはヨーロッパのタイトルを獲得するという野心があります」

──昨季後半は最下位から強豪チームの一つになり、とても長い無敗記録を作りました。この変化をどのように説明しますか?
「序盤から負け始めてネガティブな穴に陥ると不信感、不安が募ります。喜ぶことも忘れてしまうんです。監督交代によって新たなエネルギーとダイナミクスが生まれました。選手たちの質も向上し、僕ら全員がコルベラン監督の要求レベル・戦術的アプローチなどの彼の考えに共感したことで、チームが化学反応を起こしました。すべてが功を奏したと言えるでしょう。特に戦術面で、コルベラン監督は僕が指導を受けた中で最高の監督の一人です。彼は個々の選手に求めることを非常に明確に示し、それぞれの選手は改善すべき点を明確に把握しています。彼は本当に細かいところまで細心の注意を払う監督です」

──ベルナベウでのマドリー戦の勝利は、昨季後半のバレンシアを象徴する試合となりました。あなたも先制点をアシストしましたね。
「最初のシーズンのバルセロナやレアル・マドリーとの試合は最高に楽しかったです。これまでに経験してきたサッカーとは違う異次元の衝撃でした。自分にとってクロースがどんな存在だったかを思い出しましたし、彼と同じピッチに立つことができたのは、言葉で言い表せないほどに感動的なことでした。僕がバレンシアに来てからレアル・マドリーには2回勝っています。そのうち1回はベルナベウでの勝利です。誰もがベルナベウでマドリーに勝てるわけではありません。次はバルセロナに勝つ、それが僕にとってもうひとつのモチベーションです。これらは素晴らしい経験であり、自分がそれを体験できたことを幸運に思います」

──バレンシアに来る前、偉大なクラブであり、かつてはスペイン王者だったバレンシアのことはどう思っていましたか?
「バレンシアへの移籍がビッグクラブへのステップアップだということはわかっていました。でもバレンシアがチャンピオンズリーグに出ていた時のことは正直、記憶にありません。例えば、ダビド・シルバといえばシティでの姿しか思い出せません。いろいろ調べてスペインで3番目に大きいクラブであることを知りました。ここにいることは大きな責任であり、プレッシャーも大きいです。ファンはリーグ優勝、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパ制覇をかけて戦っていた頃のバレンシアの復活を望んでいることを知っています。もちろんその高みを目指しますし、それを目標に戦いたいと思っています」

──スペインでどんな将来を思い描いていますか?
「サッカー選手は常により高く、より良いものを目指します。他のクラブから関心を寄せられるとモチベーションが上がります。より飛躍したいと考えています。最近のサッカーでは一貫性よりも瞬間瞬間の積み重ねが重要です。若い選手たちは4~5試合連続でプレー出来れば大きな飛躍を遂げることができます。僕は毎日さらなる成長をすることに集中しています。夢はありますが、あまり考えすぎないようにしています。そうしないと物事が複雑になってしまいますからね」

──バルセロナから関心をもたれたことは自信につながりますか?
「ゴールもアシストも決め、僕がバレンシアで一番輝いていたガットゥーゾ監督の時期に、バルセロナから連絡をもらったことがあります。バルセロナに負傷者が続出していたこともあり、冬の移籍期間に名前を挙げてもらいました。その時はとても誇らしい気持ちになりましたが、そのあと僕は5か月も欠場することになりました。人はすぐに忘れてしまうものですが、僕は2か月間良いプレーをしました。サウジアラビアでのレアル・マドリー戦では6番と8番としてプレーし、ボールを運び、プレーを組み立て、目立った活躍をしたと思います。ボールポゼッションを高めることでプレーの質も向上しました。もう一度、ビッグクラブに興味を持ってもらえる存在になりたいです。そのためには8番としての価値をもっと証明していく必要があると考えています」

──コルベラン監督はあなたにどんな影響を与えましたか?
「監督は僕に自信を与えてくれました。戦術的に適応し、それぞれのポジションで何をすべきかを理解しているので、万能型のプレーヤーだと認識してくれました。監督の下では10番、サイド、攻撃的MFとしてプレーする機会がありました。僕を信頼し、僕に自由を与えてくれています。最も自分の価値を発揮できる場所は8番のポジションだと思っています。僕はずっとイニエスタをアイドルのように追いかけてきました。彼のプレースタイルが好きなんです」

──DANAの衝撃と被害の中、バレンシアで暮らすのはどんな感じでしたか?また、街が復興していく様子を見るのは?
「あの日、僕の家の周りでは雨さえ降っていませんでした。降っていたのは同じバレンシア州でも家から何kmも離れた場所で、僕はメッセージが届くまで川が氾濫したことも知らずに家にいました。状況を知ってSNSで情報集めをしました。本当につらい気持ちになりました。サッカーが最大の支えになったと思います。クラブの従業員が被害を受け、選手の中には家が浸水してしまった人もいました。街にとって非常に困難な状況でした。街の人たちが本当に素晴らしく、政府よりも迅速に行動し、協力し合い、前向きな対応をしました」

──かつてポルトガルの前に立ちはだかったママルダシュヴィリを今季は失うことになりました。大きな戦力ダウンですね。
「友達に"バレンシアには信じられないような素晴らしいGKがいる。いずれ世界最高のGKになるだろう"と話していました。素晴らしいセービングを連発する彼と毎日練習するのは本当に大変です。体も大きく、まだ若くて成長の余地も大きくあります。完璧なシュートをしないと彼からゴールを奪えないんです。彼の退団は大きな損失です。たとえば2シーズン前だったら7~8試合は彼のおかげで勝ったんじゃないでしょうか。彼はチームを勝たせることのできるGKです」

──あなたはこれまでのキャリアでヴィトーリアとバレンシアのシャツしか着ていません。あなたはクラブに忠誠を尽くすタイプの選手ですか?
「ヴィトーリアとは強い絆で結ばれています。幼い頃からの、家族ぐるみでの絆です。ヴィトーリアが僕にしてくれたことに対する恩返しとして、去る時はずっと円満な形で移籍したいと思っていました。僕はギマランイス出身でヴィトーリアを愛しています。今はバレンシアで良い時間を過ごしていますが、自分が評価されていると実感したいです。ちゃんと評価されていると感じていれば移籍しようなんて考えないのに...」

──ギマランイスでの日々を振り返ると、タイトルだけが欠けていましたね。
「ヴィトーリアは僕の家のようなクラブです。彼らは僕を信頼して、常に上のカテゴリーでプレーさせてくれました。僕は彼らの愛情にピッチで応えてきました。今の僕があるのは、監督やコーチを含めて一緒にいてくれた全ての人のおかげです。いつかヴィトーリアでタイトルを獲得できたらいいなと思います。自分の故郷のクラブでトロフィーを掲げることは誰もが憧れることですが、サッカーはとても難しいものですからね。でももし叶うなら、自分にとってタイトルを獲得すること以上に大きな意味を持つものになるでしょう」

──自分を育ててくれたクラブでキャリアを終えることを想像しますか?
「最後にはヴィトーリアに戻りたいと思っています。家族全員がそこにいますからね。もし彼らが僕にその扉を開いてくれたら、それが一番嬉しいです」

──ギマランイスとバレンシアでファンの熱量の違いを感じますか?
「圧倒的に規模が異なります。ヴィトーリアにはいつでも最高のサポーターがいますが、メスタージャにはいつも45,000人が詰めかけます。でも、ヴィトーリアほどの愛情、地域への帰属意識はないと思います。メスタージャは無条件のサポートをしてくれますが、それは他のクラブにも共通するものです。それが大きな違いですね」

──あなたも多くの選手と同様に代表チームという夢をキャリアの軸にしていますか?
「代表チームは誰もが夢見る場所です。僕は幸運にも年代別代表チームに所属することができました。いつかA代表のレベルに到達したいと思っていますし、そのためにはチャンピオンズリーグのような非常に高いレベルの舞台で世界最高の選手たちと対戦しなければならないことは分かっています。スペインでの1年目、サウジアラビアでのマドリー戦の後にロベルト・マルティネス代表監督が連絡をくれて、僕のことを気に入っていると言ってくれました。でも、今のバレンシアの状況では厳しいと思っています。僕が活躍してもっと目立つためには、ヨーロッパカップ戦に出なければなりません。それでも代表監督がすべての選手に気を配ってくれているのは嬉しいことです。代表監督は膨大なデータベースを持っていて、僕のコンディションが良ければ、代表入りは可能だと説明してくれました。彼のポッドキャストでも最も驚いた選手の名前に僕を挙げてくれました。彼はスペイン人ですし、ラ・リーガ全体の価値もよく理解しています。そして先ほども言ったように、サッカーは4~5試合で人生を変えることがあります」

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アンドレ・アウメイダ (プロフィール)

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