アギレサバラ獲得決定
予てから獲得候補として報じられてきたアトレティックのジュレン・アギレサバラ(24)の獲得がようやく公式発表となりました。1年間のレンタルでの加入で、1200万ユーロでの買取オプション付きです。

また、バレンシアはアトレティックに80万ユーロのレンタル料を支払います。
クラブは数週間前からアギレサバラの獲得を目指し、アトレティックと交渉を重ねてきました。このバスク人GKはママルダシュヴィリの穴を埋めるためにコルベラン監督が選んだGKです。シーズン終了直後のシンガポール"遠征"で、コルベラン監督がロン・グーレイCEOに獲得を要請したことから、アトレティックとの交渉が始まりました。
「プレシーズン初日にはチームに居てほしい」という監督の要望に向けてクラブは交渉を進めてきましたが、買取オプションを付けることにこだわったバレンシアに対して、アトレティックが単純レンタルにこだわったことでなかなか合意に至ることができませんでした。
しかし、今季チャンピオンズリーグに出るバルベルデ監督のチームにはウナイ・シモンという絶対的守護神がおり、アギレサバラにとってアトレティックに留まることは、かつてサンティ・カニサレスが君臨した時代のバレンシアのアンドレス・パロップの役割を受け入れるということでした(シモンとアギレサバラの関係はカニサレスとパロップの関係よりもはるかに良好で模範的ではありましたが)。
その状況が考慮され、アトレティックはアギレサバラの穴埋めとしてアレックス・パディージャを再獲得。この補強によりアギレサバラのバレンシア行きが認められることになりました。
最終的にバレンシアがアトレティックのパディージャ獲得費用分として、アトレティックにレンタル料を支払うことで今回の合意となりました。このレンタル料は基本80万ユーロと報じられています。加えて、アギレサバラが怪我以外の理由で出場しなかった時に、追加費用としてアトレティックに対して追加の支払いが生じます。
アギレサバラの獲得により、難しい状況に追い込まれたのがディミトリエフスキです。

コルベラン監督がディミトリエフスキを評価していないという報道は根強く出ていますが、真偽のほどは不明です。しかしながらこのチェステ出身の監督がアギレサバラの獲得を望んだことは事実であり、彼に対する追加のレンタル料を支払わないためにも、クラブはアギレサバラを正GKに据えることを要請するでしょう。ディミトリエフスキにとって今季の正GK争いは、対等な条件からのスタートではないということです。
また昨季、ディミトリエフスキがバレンシアとの契約に「年間10試合以上出場で30万ユーロのボーナス」というインセンティブを持っていましたが、このボーナスを支払いたくないクラブの要請により、9試合出場で迎えた消化試合の昨季の最終戦:ベティス戦に出場できず、ボーナスを手にすることができなかった、というトピックがありました。
この件に関しても北マケドニア代表GKはクラブに対して怒りを露わにしており、今回のアギレサバラ獲得という新たな状況を受けて、バレンシアを離れるためのオファーを検討する可能性は十分に想定されます。
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ジュレン・アギレサバラ (プロフィール)
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