イバン・ハイメ獲得決定
冬の移籍期限最終日、クラブはFCポルト所属の元スペインU-19代表MFイバン・ハイメ(24)を買い取りオプション付きの半年間のレンタルで獲得しました。
マラガ出身のイバン・ハイメは、中盤の攻撃的なポジションとウイングでプレーできるプレーヤーです。11歳の時にマラガのカンテラに入団し、2018/2019シーズンにトップチームデビューを果たしました。
2020年の夏に9年間在籍したマラガを退団し、ポルトガルリーグのファマリカンに完全移籍。ポルトガルのトップリーグで3年プレーし、2022/23シーズンにはポルトガルプリメイラ・リーガの年間最優秀若手選手に選出されました。
その活躍を評価され、2023年の夏に強豪ポルトに5年契約、移籍金1000万ユーロで完全移籍しました。ポルトでの初年度はバックアッパーとして公式戦25試合に出場(うちスタメン6試合)して1ゴール。今季はここまで公式戦13試合に出場(スタメン7試合)して3ゴールという成績を残しています。
攻撃陣の強化を課題に挙げていた今冬のバレンシアは、これまでRBライプツィヒ所属の北マケドニア代表MFエリフ・エルマス(25)の獲得を目指していました。しかし、エルマスがイタリアのトリノを新天地に選んだため、バレンシアは代替案としてリストアップしていたイバン・ハイメにコンタクトを取りました。
今回の契約につけられた買い取りオプションは700万ユーロ+インセンティブ100万ユーロという条件です。バレンシアはポルトがファマリカンに支払った金額よりも低い額での買い取りオプションを付けることに成功したことになります。