クラブはモロッコ女子代表MFヤスミン・ムラベト(24)を2年契約で獲得したことを公式発表しました。VCFフェメニーノの今季最初の補強となります。

ムラベトはモロッコ人の父とイングランド人の母を持つマドリード出身のピボーテのプレーヤーで、昨季まで所属していたレバンテ・ラス・プラナスでは3シーズンで70試合以上に出場しました。センターバックでもプレーできる多彩さを持っています。

12歳の時にマドリーCFFに入団し、2015/16シーズンに16歳でトップチームデビュー。2020年にラージョで1年プレーした後、レバンテ・ラス・プラナスに移籍していました。

代表選手としては、2018年にスペイン女子U-19代表の一員としてU-19欧州選手権に出場して優勝メンバーの一員になりましたが、A代表はモロッコを選択。2022年のアフリカ・ネーションズカップでは準優勝という成績を収めました。

ヤスミン・ムラベト
「マドリードに住んでいた7歳の時に、私は初めてバレンシアのユニフォームを着ました。私の住んでいたマドリードのサン・ブラス地区のチームがバレンシアと提携していたからです。あれから18年が経ち、あの時からずっと追いかけて来たチームの選手になる機会を得られるなんて想像もしていませんでした。私を知っている人全員が、私がバレンシアの一員になれることを誇らしく思い、興奮していることを知っているはずです。私はバレンシア・フェメニーノを本来あるべき場所に戻し、クラブの価値観を体現し、目標を達成できるようにサポートしたいと思っています。クラブのエスクード、歴史、私はそのために戦い、大声で叫びます。Amunt Valencia!」