最終節:セルタ戦を終えてバラハ監督のコメント(2024/5/26)
今季最後の公式戦:セルタ戦終了後のバラハ監督の会見でのコメントです。シーズン総括の質問があり、バラハ監督はあらゆる困難を乗り越えて9位でシーズンを終えられたことを評価しました。
──今日の試合は消化試合ということもあり、まるでプレシーズンマッチのような時間帯もありましたが。
「そのような感覚は持っていません。シーズンの疲れや試合の緊張感が影響した試合でした。チャンスも作りましたし、スコアも私たちが常に先手を奪って試合の主導権を握ったと思います。セルタはビハインドになってもすぐに追いつき、逆転を目指してきました。両チームの攻守が頻繁に入れ替わる白熱した試合だったと思います。私たちにとって今日の試合では良いイメージを与え、良い競争をすることが重要でした。セルタが良いダイナミクスに居ることをよく理解していたので、チームは良い戦いをできたと思います。試合中のいくつかの場面でうまくいかず、勝利を逃したことが残念でした」
──9位でシーズンを終えましたが、今季のバレンシアに点数を付けるなら何点ですか?
「私は点数を付けるのが得意ではないので止めておきます。ただ、シーズンの初めに私達が抱いていた期待、夏の移籍期間に経験した困難、シーズン中に起きた様々なことを思うと...今日のように左サイドバックが2人とも欠場している時もありますし、とても若い選手たちにチャンスを与えなければならない状況もありました。その中で、チームの進化と成長という点でバランスは非常に良いものになったと思います。ただ、私たちは常に今以上を求めていますので、チーム全体がとても幸せな気分かというと、そんなことはありません。
長いシーズンで消耗し、その影響を受けた最後の数試合を除いて、私達はポジティブなバランスを維持してきました。これが最も重要なポイントであり、これを達成した後に私たちが望むこと、これから探すものがあると考えなければなりません。引き続き、他のチームと同様に改善を求めていきます」
──試合中に審判に対して怒っていた場面がありました。何を話しましたか?
「カードが提示されてもおかしくないアクションが試合中にありましたし、それ以外にもいくつか議論の余地のある状況があったので、それについて第4審判と話しました。私たち監督は、試合のテンションの影響でこのような時につい言葉数が増えてしまいがちですが、それ以上のことは何もありません。試合後にも彼と話しましたが、彼は理解してくれました」