フベニールAのパコ・クエンカ監督解任
バレンシア・フベニールAのパコ・クエンカ監督が、第17節:カルタヘナ・フベニールA戦後に、成績不振を理由に解任されました。後任にはミゲル・アンヘル・ビジャファイナ監督が就任しています。
昨季División de Honor Juvenilを制したパコ・クエンカ監督でしたが、今季は開幕から苦戦を強いられてきました。その最も大きな理由は選手の少なさです。
トップチームが補強をせずVCFメスタージャの選手に頼ったことで、VCFメスタージャも選手不足に。そしてその穴埋めのために、パコ・クエンカ監督はチームの中心選手たちを毎試合アングーロ監督に差し出さなければならない状況にありました。
それでもダビド・オトルビを筆頭に、カデーテから上がってきたばかりのフベニール1年生を起用しながらここまで戦い続けてきましたが、リーグ第17節を終えて8勝5分4敗の6位。昨季(23勝4分3敗)の引き分け数・敗戦数を既に超え、優勝争いから脱落していました。また、期待されたフベニール国王杯でも1回戦で延長戦の末、ラス・パルマスに敗れてしまいました。
後任のビジャファイナ監督は、2020/2021シーズンにオスカル・フェルナンデス監督の右腕としてVCFメスタージャのアシスタントコーチを務めたことでも知られています。2021/2022シーズンからはVCFメスタージャのスカウティングマネージャーを務めてきました。
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パコ・クエンカ (プロフィール)