ファクンド・ゴンサレスが退団
VCFメスタージャのウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレスがイタリアのユヴェントスに5年契約で完全移籍することになりました。
昨夜の時点で公式発表はまだありませんが、彼が自身のSNSでお別れメッセージを掲載したこと、ユヴェントスが公式SNSで彼がメディカルチェックを受ける様子を発信していることから間もなく発表となる見込みです。
"ファク"の愛称で呼ばれるこのウルグアイ人DFは2019年にエスパニョールからやってきました。2020年からVCFメスタージャで3シーズンプレーしましたが、クラブがモスケラ、イランソ、タレガ、ガシオロウスキらに賭ける方針を決めたため、彼にはトップチーム昇格のチャンスが与えられませんでした。
そのためファクは昨季終了前から退団を希望するようになり、クラブとの契約延長を拒否していました(ファクの代理人はバレンシアからの契約延長オファーはなかったと話しています)。
アルゼンチンで開催されたFIFA U-20ワールドカップでの活躍で名を上げ、ウルグアイA代表にも招集された彼には今夏、欧州のたくさんのクラブからの関心が寄せられていました。
ファクとクラブの契約は残り1年であり、フリートランスファーでの放出を避けたいバレンシアは、今夏ファクの売却に動きました。そして今回、最も彼の獲得に熱心だったユヴェントスと合意に至りました。
移籍金は200万ユーロ+インセンティブで最大100万ユーロ、バレンシアが将来の移籍金の20%を受け取る条項も付け加えられました。また、バレンシアは育成保障費として35万ユーロを受け取ります。
ファク・ゴンサレス
「今日、僕のキャリアにおける重要なステージが終わりを迎えます。私は4年間バレンシアのエンブレムを守りながら常にベストを尽くし、ピッチに全てを残そうと努力してきました。このステージで僕と共に歩んでくれた全ての人たちに、そして僕がバレンシアで快適だと感じさせて、愛されていると感じさせてくれたバレンシアのファンに感謝します。何よりも、最も困難な時にいつもそばに居てくれた家族や友人に感謝します。サッカーの状況と個人的なスポーツ面の目標によって、僕のバレンシアでのステージは終わります。Amunt Valencia!」
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ファクンド・ゴンサレス (プロフィール)