バルセロナ戦でママルダシュヴィリが黒いユニフォームを着用
次節カンプノウでのバルセロナ戦で、ママルダシュヴィリが上下黒のGK用ユニフォームを着用して戦うことになりました。
昨日3月1日に80歳の誕生日を迎えた、スペインサッカー界で最も偉大なレジェンドGKのひとり:ホセ・アンヘル・イリバル氏の傘寿を祝うアクションに参加するためです。
イリバル氏は現役時代をアトレティック・クルブ一筋でプレーし、アトレティックの歴代最多公式戦出場記録(614試合)を保持しています。スペイン代表でもキャプテンとして参加した1964年の欧州ネイションズカップ優勝を果たしました。
イリバル氏にとって特別なクラブであるアトレティックは、今週、彼を称えるためのトリビュートを計画しました。
現役時代のイリバル氏が主に黒のユニフォームを着用していたことに敬意を込めて、事前にラ・リーガと審判団の許可を得たうえで、プリメーラとセグンダの全てのクラブチームに今週末の試合でGKが黒いユニフォームを着用することを提案しました。何らかの理由でGKが黒を着用できない場合、試合前の公式写真で黒を着用することも提案されています。
バレンシアはこの興味深いトリビュートに参加したいと考えており、バルセロナ戦でママルダシュヴィリに黒いユニフォームを着用させることを決めました。これにより、GKやバルセロナの選手との差別化を図るため、バレンシアのフィールドプレーヤーたちは上下白のユニフォームで戦う可能性があります。
ちなみに、バレンシアは今季のGKユニフォームを4色展開で用意していますが、その中に黒のキットは含まれていません。そのため今季ママルダシュヴィリが黒を着るのは今回のバルセロナ戦のみとなります(昨季は黒があり、公式戦で着用しています)。
また、トップチームにはこのトリビュートに特別な思いを寄せる選手が居ます。アトレティックでの長いキャリアを持つGKイアゴ・エレリンです。
エレリンにとって同じアトレティックでプレーしたGKのイリバル氏はアイドルのひとりです。そのため彼は、フィールドプレーヤー用の2ndユニフォームを着用し、バレンシアの公式サイトを通じてイリバル氏へのメッセージを送っています。