ティエリー・コレイア獲得決定
ポルトガルリーグのスポルティングCPからポルトガルU-21代表DFティエリー・コレイア(20)を完全移籍で獲得しました。2024年までの5年契約で、移籍金は1200万ユーロ(300万ユーロ×4回払い)にインセンティブが含まれるとのこと。契約解除金は1億ユーロに設定されています。
カーボベルデからの移民の両親を持つコレイアは攻撃力に秀でたサイドバックのプレーヤーで、2016年のU-17欧州選手権、2018年のU-19欧州選手権を共に勝ち取った近年のポルトガルの若手黄金世代のメンバーの一人です。U-16代表から各年代の代表チームでプレーしており、今年U-21代表に初招集されました。今年開催されたFIFA U-20ワールドカップにも出場し、グループステージでイ・ガンインの韓国と対戦しています。
10歳からスポルティングの下部組織でプレーしており、2016/17シーズン、2017/18シーズンと連続してUEFAユースリーグに出場、昨季念願のトップチームデビューを果たしました。今季は開幕からレギュラーとしてここまでポルトガルリーグ全4試合にスタメン出場していました。
また、バレンシアは7月にリスボンでスポルティングとプレシーズンマッチで対戦していますが、コレイアはこの試合にスタメン出場し、素晴らしいプレーを披露していました。
コレイア
「このチャンスを与えてもらえた事をとても嬉しく思います。バレンシアは多くの国内タイトルや欧州のタイトルを持つ偉大なクラブであり、このエスクードを付けて戦えることを誇りに思います。チャンピオンズリーグでプレーするバレンシアのようなクラブに来ることは全ての選手にとっての夢です。
7月のバレンシア戦はよく覚えています。僕がスポルティングのトップチームで初めてスタメン出場した試合でしたからね。僕らはホームでの試合だったにもかかわらず敗れました。とても素晴らしいチームだなと感じましたし、今そのチームに来られたことを嬉しく思っています。
バレンシアでプレーしていたミゲル(・ブリト)は父の友人なので良く知っています。そういう意味ではバレンシアは僕の近くに居たクラブと言えるかもしれません。またゲデスとも代表チームで一緒にプレーした事がありますし、スポルティングでプレーしたピッチーニも居ます。彼は残念ながら重傷を負ってしまいましたが、早く復帰できることを願っています」