ザカリア・バカリ退団
昨季デポルティボにレンタル移籍していたザカリア・バカリ(22)が、ベルギーリーグのアンデルレヒトに完全移籍することになりました。4年契約で移籍金は100万ユーロ(ラス・プロビンチャスでは120万ユーロとの報道)とのことです。
バカリに関しては、昨季の時点でマルセリーノ監督が構想外としていました。そしてそれから一年、ゲデスとアンドレアス・ペレイラの退団により左サイドハーフに誰も居なくなったにもかかわらず、マルセリーノ監督の考えは変わりません。
このベルギー人ウインガーは、レンタル先のデポルティボでもレギュラーを奪えず、リーグ戦23試合に出場したもののスタメンは10試合のみで、チームの2部降格を避けることが出来ませんでした。
当初、故郷のクラブであるスタンダール・リエージュへの10年ぶりの復帰、という線が濃厚とされていました。しかし、スタンダールはバカリが求める給料が払えなかったこと、さらにバレンシアへの提示額が50万ユーロであったことから、バレンシアもバカリもより良い条件を提示してきたアンデルレヒトとの契約を選びました。2015年にジョルジュ・メンデスの手によりフリートランスファーでやってきたことを考えると、100万ユーロの移籍金も悪くない数字と言えるかもしれません。
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ザカリア・バカリ(プロフィール)