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ウロシュ・ラチッチ獲得へ

セルビアリーグ:レッドスター・ベオグラード所属のセルビアU-21代表MFウロシュ・ラチッチ(20)を完全移籍で獲得することで3者合意しました。セルビアの新聞モッツァルト・スポルトが報じたもので、移籍金は200万ユーロで4年契約を結ぶとみられています。

ウロシュ・ラチッチ獲得へ

パブロ・ロンゴリアにとって最初の"ピピオロ(デビューしたての人/新人の意味)"は、ウロシュ・ラチッチとなるでしょう。このセルビアユース代表の選手はレッドスターと2019年までの契約を持っていましたが、移籍金200万ユーロでバレンシアにやってきて、4年契約を結ぶ予定です。

この20歳の若者は、プレシーズンをマルセリーノ監督のトップチーム過ごすことになります。そこでマルセリーノのお眼鏡に適った場合、彼はジョフレイ・コンドグビアとフランシス・コクランのバックアッパーとしてトップチーム登録されることになるでしょう。そして、もしアストゥリアス人監督が彼に経験が必要と判断した場合は、レンタルでの移籍先を探すことになります。

ラチッチは、身長193cmの守備的ミッドフィールダーで、2015/2016シーズンにプロデビュー。今季はリーグ戦22試合に出場しました。そのプレースタイルはマルセリーノ監督が求めるもの──長い距離を走ることが出来、高いボール奪取率を維持し、ロングシュートも武器になる──に適しています。爆発的なスピードのある選手ではありませんが、彼の大きなストライドと優れたポジショニングが、広い範囲をカバーすることを可能にしています。

また、クラブの技術部門はラチッチとは別に、「国内外のハイレベルな若手選手を獲得したい」というロンゴリアの方針と「中盤の戦力を改善して欲しい」というマルセリーノの注文に従って、約1ヶ月前から働き始め、フランスリーグのボルドーに所属するフランスU-20代表MFザイドゥ・ユスフ(18)をピックアップしています。このフランス人プレーヤーはラチッチとは違う、より攻撃的なプロフィールを持っており、今回のラチッチの獲得がユスフの獲得交渉に影響を与えることは無いでしょう。

一方、この若手の加入により影響を受けるのは同じセルビア人プレーヤーのマクシモヴィッチです。ブンデスリーガからのオファーが伝えられている彼は今夏、レンタルもしくは完全移籍でクラブを去ることになりそうです。

今季のマクシモヴィッチは、マルセリーノ監督にとって説得力のある選択肢ではありませんでした。彼は昨季の新加入選手たちの中で唯一、スソ・ガルシア・ピタルチの手によって連れてこられた選手であり、マルセリーノの眼を通過していない補強でありました。1月の移籍マーケットでクラブを去ることも出来ましたが、選手層の薄さを懸念したマルセリーノ監督が彼を残留させました。しかし、結果的に彼はロシアワールドカップの出場権を手放す形となりました。

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