"シト"ことアンドレス・パスクアルが2部リーグのロルカに1年間のレンタル移籍をすることが発表されました。

今夏のトップチーム昇格が期待されていたシトですが、負傷の影響もあり、今夏のプレシーズンでマルセリーノ監督にアピールすることが出来ませんでした。そんな彼はサラゴサからのオファーも手にしていましたが、最終的に昨季の恩師の下でのプレーを選択しました。

今季からロルカの監督に就任したクーロ･トーレスは、昨季までの教え子たちを自分のチームに連れてくることを躊躇しません。既に移籍が決まったトロピ、シトの2人に続いて、昨季のVCFメスタージャの中心選手のひとりであったエウジェニと、昨季2部リーグのオビエドでシーズン通じて安定したプレーを見せたナンド･ガルシアの2人にもオファーを出しています。

エウジェニについては、ロルカへのレンタル移籍が今夏のベストプランとなるでしょう。ヴェルダー・ブレーメン戦で不本意な出来に終わったエウジェニを、マルセリーノ監督はトップチームから外しました。今日の練習から再びVCFメスタージャの一員として過ごしています。

一方で、ナンド･ガルシアについてはトップチームに残る可能性が大きく残されています。しかし、マルセリーノ監督が再度アタッカーの補強を望んでいること、またナチョ・ヒルのトップチーム昇格が決定的なことから、クラブの補強状況によっては、彼は出場機会を求めて他のクラブでのプレーを選ぶ可能性もあります。