フェグリが規律違反、クラブは厳しい処分へ
クラブは、フェグリが規律違反を犯したとのことで、このアルジェリア人プレーヤーに無期限の出場停止処分を科す事を公式に発表しました。
クラブがこの厳しい処分を下すのは2013/14シーズンにチームメイト批判をしたアディル・ラミ(現セビージャ)以来のことです。
フェグリの規律違反の内容についてスーペルデポルテは、以下の3点を報じています。
1.ウォーミングアップの拒否
日曜日のセビージャ戦、試合前にベンチ入りする全選手が行うウォーミングアップをフェグリは拒否しました。それでもパコ・アジェスタラン監督は彼を試合途中で起用しました。
2.クーリングダウンの拒否
フェグリの勝手な振る舞いは試合前だけではありませんでした。このアルジェリア人プレーヤーは、足首の違和感を理由に、試合後にチームが行うクーリングダウンへの参加も拒否しました。
3.月曜日の練習を欠席
フェグリは日曜日に続いて、月曜日の練習に姿を見せませんでした。こちらもやはり足首の違和感を理由にしています。
フェグリはグルノーブルからバレンシアに移籍する際も、彼が育ったクラブを蔑ろにする振る舞いをし、グルノーブルの会長から非難されました。また、アルメリアへレンタルしていた2010/11シーズンには、2部降格が決まった後の消化試合であったことから最終戦:アウェーでのレアル・マドリー戦への遠征への参加を拒否し、やはりクラブからの制裁を受けました。今回もまた、フェグリ自身のモチベーションの低下がこれらの規律違反の要因となったとみられています。
残留に向けての大事な時期にこのような振る舞いをしたフェグリに対し、クラブは厳しい処分を下しました。残り試合数が6試合ということに加え、フェグリの契約が今季いっぱいであることを踏まえると、バレンシアのシャツを着てプレーするフェグリを目にする機会は既に無くなったと言えるかもしれません。