アトレティコ・マドリー所属のブラジル人DFギリェルメ・シケイラ(29)を1年半のレンタル移籍で獲得しました。買取オプション付きとのことです。

昨日プレゼンテーションが行われ、オルバンのつけていた背番号6をつける事も発表されています。

シケイラはブラジル南部の離島の都市フロリアノーポリス出身の左サイドバックが本職の選手です。また、イタリア国籍を保持しているため欧州圏内選手扱いとなります。

2004年、18歳の時にイタリアのインテル・ミラノのユースに入団し、ヨーロッパでのキャリアを始めました。2006年夏にウディネーゼに移籍し、同シーズンにセリエAデビューを果たしました。しかし、イタリアでは目立った成績を残せず、2010年にウディネーゼとパートナーシップ契約を結んでいるグラナダ(当時2部リーグ)に移籍。3シーズンでリーグ戦104試合に出場し、評価を高めました。ベンフィカへの1年間のレンタルを経て2014年に、アトレティコに4年契約、移籍金1000万ユーロで加入。初年度はリーグ戦25試合に出場しましたが、今季はアトレティコに復帰したフィリペ・ルイスからポジションを奪えず、リーグ戦わずか1試合の出場に終わっていました。

シケイラ
「僕には2～3年前にバレンシアに移籍する可能性があったけど、その時は交渉が成立しなかった。今回は両クラブが望んだ移籍交渉だったので、迅速に決断が下された。ここに来られてすごく嬉しいし、昔の恋人と一緒になれた気分だ。一般的に冬にやってくる選手には多くのことが要求される。でもそれに応える準備は充分にできているよ」

「ガヤはここ数年で一気に成長した、バレンシアのカンテラが誇る素晴らしい選手だ。彼のことは非常に尊敬してる。同じポジションを争うことになるけど、サッカーでは個人ではなくグループで物事を考えなくてはならない。彼と一緒にチームを助けていきたいと思ってる」