トップチームの2013/14シーズンの全日程が終わり、センデロスが自身のSNSにバレンシアファンへの感謝とお別れの意味とも取れるメッセージを掲載しました。

センデロス
「僕らのファンの前で勝って、シーズンを良い形で締めくくる事が出来ました。クラブのカラーを守れた事を誇りに思います。僕は来季のリーガで、バレンシアがクラブに相応しい場所に戻れることを確信しています。僕がここに到着したすぐに、皆さんがサポートと愛情を注いで頂き、ありがとうございました」

半年間の契約で加入していたこのスイス代表DFに対し、現時点でクラブは何のアクションも起こしていません。この時期までに契約延長のオファーが来ない事の意味をセンデロスは充分に理解しています。彼は冬の移籍マーケット最終日に加入した事に加え、4ヶ月間で4度のケガに見舞われた事で、継続したパフォーマンスを見せる事が出来ませんでした。当時、クラブは彼を即戦力として評価して獲得に動き、そのプロフェッショナリズムに満足していましたが、ケガで度々戦列を離れた事がクラブに方針転換をさせました。

既に来季のバレンシアは1200万ユーロを投じてオタメンディを獲得する事が決まっています。それに加えて新オーナーのピーター・リム氏の意向により、エセキエル・ガライの獲得にも動くでしょう。今季の守備の柱となったマテューに加え、リカルド・コスタ、ビクトル・ルイス、ルベン・ヴェーゾと既に充分に人材が揃っている事を踏まえると、センデロスがバレンシアでキャリアを続ける事は難しいと言えます。