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ルフェテのパズル──27人のプレーヤーと4人の契約満了選手

シーズン終盤に差し掛かり、チームはヨーロッパリーグの出場権を目指して最後の戦いを続けている一方で、フロント陣にとっては来季の準備を始める時期となりました。

バレンシアのスポーツ部門のGMを務めるフランシスコ・ルフェテは来季に向けて非常に多くの課題を抱えています。クラブは今季終了時点でプロ契約の選手を27人抱えています(ガヤも含みます)。加えて、ピッツィが来季のチームに加える事を希望している2人のレンタル契約選手、そして今季いっぱいで契約が切れる2人の選手が居ます。

ルフェテは多くの決断を下さなければなりません。GKのどちらかとの契約延長(恐らくジエゴ・アウヴェスとなるでしょう)ともう1人の去就について、DF陣では6人のCBと契約が切れるセンデロスへの対応、右SBはレギュラーを失ったペレイラが移籍を希望した場合、新戦力を探さなくてはなりません。左SBについては既に4人の選手が居る上、サルバ・ルイスも加えなければならないでしょう。

センターハーフについてはよりクリエイティブな選手を補強するために、既存の選手を売却する必要があるでしょう。メディアプンタのポジションは既に人材過多です。FWには常に移籍の噂がついている選手が存在します。

また、2015年6月で契約が切れる10人の選手への対応を決断しなければなりません。特に、対応が遅れた場合に他のクラブに奪われてしまう可能性があるベルナトやアウヴェスのようなプレーヤーには緊急性が生じています。

そしてこれらの課題の全てに、クラブの不安定な財政事情という要素もプラスされます。そこにクラブ売却のプロセスを待つ余地はありません。サッカークラブは、停まったままでは生きていられないのです。

【GKについて】

1. ジエゴ・アウヴェス:このブラジル人GKの契約は2015年までとなっています。クラブの意思は5年の契約延長ですが、現時点でその交渉は始まっていません。バレンシア加入以来最高のシーズンを過ごしている選手本人は、公的な場では残留希望を公言しています。

2. グアイタ:このカンテラ出身のGKの契約も2015年までです。彼自身はバレンシアとの契約を全うする意思を公言していますが、現状のままでは来季終了後にフリートランスファーとなってしまうため、クラブは金銭的な利益を得るために今夏の放出に動く可能性があります。

【DFについて】

3. ジョアン・ペレイラ:このポルトガル人DFは今季、自身の立場に大きな変化がありました。彼の契約も2015年までとなっており、クラブは1年の契約延長オファーを検討しています。しかし、バックアッパーという立場を不本意に感じている彼にスポーツ的な決断を下す可能性もあり、彼に対する他のクラブからのオファーを聞くというオプションも存在します。

4. バラガン:彼は今季のチームにおけるビッグサプライズとなりました。ピッツィの就任以来、彼は誰もが予想していた以上にスタメン出場の機会を得ています。彼のプロキャリアに置いて確実に最高のシーズンであると言えるでしょう。そしてここ数ヶ月で彼はさらに一歩成長し、チームの攻撃の柱のひとつになりました。彼の契約もまた2015年までとなっていますが、クラブは契約延長のオファーを提示しようとしています。

5. マテュー:バレンシアの今季のベストCB。クラブは来季加入するオタメンディとの完璧なコンビを期待しているでしょう。昨夏、バルセロナやバイエルンといったビッグクラブからの興味が報じられた彼は、それらの噂を封じるべく2017年までの契約にサインをしました。

6. ヴェーゾ:全くの未知数。1月の新加入選手の一人である若いポルトガル人は、これまでスタメン出場1回、計100分の出場時間で1つの決勝ゴールを決めています。1/31にはエルチェへのレンタル移籍の話が出ましたが、最終的に交渉はまとまりませんでした。クラブにとって彼は将来への投資であり、外のクラブで出場機会を得るべきか、もしくはメスタージャで重要な選手となる準備が出来ているかを判断しなければなりません。

7. リカルド・コスタ:選手本人とクラブの意思は移籍先を探す事で一致していると言えます。彼は偉大なプロ精神と勝者のメンタリティを備えているにも拘らず、常に移籍の噂と共にある選手の一人でした。彼の主なハンディキャップは、バックアッパーである事を受け入れる事が出来ない点と、ローテーションプレーヤーとなるには高すぎる給与でしょう。マーケットでは彼に250万ユーロの価格がつけられていますが、これはクラブにとっても満足できる金額です。特に数年前からトルコの複数のクラブが彼に興味を示しています。

8. ビクトル・ルイス:クラブは彼を放出したがっています。投資額の高さから、長期に亘ってCBのレギュラーになる事を期待されていました。しかし、彼のパフォーマンスは年々低下していると言えます。今季は良いスタートを切ったものの、彼の存在感は瞬く間に消えてしまい、そのレベルまで戻る事が出来ていません。また彼の高い給与は、移籍先を探す事も困難にするでしょう。彼の今季の僅かな出場機会は、サッカー選手が移籍を考えるのに充分な動機になります。

9. オタメンディ:このアルゼンチン代表選手は、来季のDF陣の補強の目玉となるでしょう。クラブはマテューと素晴らしいコンビになる事を期待しています。5年という契約期間と彼の高い移籍金は、彼が即戦力になる事を強く求めるものです。

10. ラミ:構想外。今夏、確実に売られるでしょう。彼の希望はミランでプレーを続ける事であり、そのためにバレンシアに移籍金を下げるよう圧力をかけ続けています。バレンシアが彼に対して決断すべき事は、彼が望んでいるより安い価格で彼を売るか否かという事のみです。

11. ベルナト:パコ・アルカセルと共に今季最も飛躍した選手。彼の去就について、もはや疑問を持つ人間は居ないでしょう。クラブも彼の契約延長交渉をまとめる事に躍起になっています。しかしながら、それを実現させるためには、彼に対してビッグオファーを提示する必要があります。

12. ガヤ:ベルナトに休息を与えるために、既にトップチームで練習しています。彼はクラブにとって大きな希望であり、日に日により重要な存在となっています。経験を積むための1部クラブへのレンタルも必要ないでしょう。

13. アリ・シッソコ:構想外。クラブは余剰戦力としてリヴァプールに彼をレンタル放出しましたが、リヴァプールも彼を戦力として数えてはいません。イングランドのクラブが買い取りオプションを行使しない可能性が高いため、クラブは出来るだけ高い価格で彼を買い取ってくれるクラブを探さなくてはならないでしょう。

14. グアルダード:ブンデスリーガに戦いの場を移したメキシコ代表選手ですが、レヴァークーゼンでの居場所を確約したとは言えません。彼との契約は2年残っており、彼がドイツでプレーを続けない場合、彼の移籍先を探さなくてはなりません。

【MFについて】

15. ハビ・フエゴ:彼の役割はオリオル・ロメウが多くの試合で不在(前半はフィジカル不足、後半はケガ)となったため、想像していたよりもはるかに重要なものになりました。彼のパフォーマンスにはクラブも満足しており、彼のプレー特性に加え、低賃金である事がより彼の残留の可能性を高めています。

16. パレホ:今季の中盤の主役。クラブは2016年まである彼の契約を延長する計画を立てています。クラブの財政バランスが極端に崩れたところに余程のビッグオファーが届く、という事態でもない限り、彼はバレンシアに留まるでしょう。

17. バネガ:構想外。事実上、退団が決定していると言ってよいでしょう。彼が今プレーしているニューウェルスが、このアルゼンチン代表選手を獲得するための金額を出せるかどうかに注目しましょう。クラブとしては、ワールドカップで彼が良い働きをし、彼により良い条件のオファーが届く事を期待しています。

18. ミチェル:このカンテラ出身の選手は昨夏バレンシアに戻ってきた時に期待されていた役割を果たせていません。ジュキッチの下ではプレーする事すらままならず、ピッツィの下ではプレッシャーの緩い相手との対戦で出場していますが、リーガでは居場所がありません。現時点で彼がチームに残るかどうかは不明です。

19. フェデ:急成長中の選手。彼の可能性は多くの信頼を勝ち取りましたが、チームに置いて彼のポジションは人材過多であり、居場所を得るためには戦わなくてはなりません。ピッツィは彼を信頼しています。

20. フェグリ:アルジェリア人選手はピッツィと共に、1年以上前に見せていた最高のパフォーマンスを取り戻しました。今の彼の働きは、バレンシアに彼の契約延長を急がせる動機となります。しかし、チームにおける彼の重要性は高いにもかかわらず、彼に興味深いオファーが届いた場合、クラブがそれを検討する可能性はあるでしょう。

21. ビエラ:このカナリア人プレーヤーは6月にバレンシアに戻ってきます。しかし、来季のチームに置いて人材過多である彼のポジションでレギュラーを保証されている選手は誰一人として居ません。ラージョでは多くの出場時間を得て、良い働きをしていますが、現時点で確定している事はひとつもありません。

22. ピアッティ:この小柄なアルゼンチン人プレーヤーは、ピッツィ監督にとって就任以来のキーマンです。バレンシアで自身最高のパフォーマンスを見せ、監督の要求を満たしていますが、彼もまたチームにおける高給取りの一人であるため、放出候補となる可能性があります。

23. カルレス・ヒル:既に来季のトップチームでの居場所は確保しました。エルチェでの素晴らしい2シーズンから復帰し、カンテラ出身者としてメスタージャで自身の全てを見せる事を要求されるシーズンとなるでしょう。契約はまだ残っていますが、安く設定された違約金を設定し直すための契約改善交渉はペンディングとなっています。

【FWについて】

24. ジョナス:移籍濃厚。2015年で契約が切れる彼について、クラブは今年1月での放出を検討していましたが、選手本人が落ちついて自分の運命を委ねられるチームを探すため、6月まで待つ事を選びました。ピッツィを認めさせるという過程は終わりました。彼はクラブが自分を売るつもりである事を知っています。

25. ヴィニシウス・アラウージョ:ヴェーゾと同様に未知数。将来への投資として1月に加入しましたが、実質バレンシアでまだ何もしていません。クラブは夏に経験を積めるクラブへのレンタルか、メスタージャで出場機会を与えるかを選ばなくてはなりません。

26. パコ・アルカセル:攻撃の主役。ここ数ヶ月の彼はトップクラスのゴールマシンでありました。来季も確実にバレンシアでプレーするでしょう。もし彼が居なくなるとしたら、彼の違約金満額を支払うクラブが出てきた時のみです。

27. ポスチガ:構想外。彼のバレンシアでの5ヶ月間は失敗に終わりました。現在ラツィオが彼の買い取りオプションを保持していますが、それが行使されない場合、昨夏クラブが彼に支払った350万ユーロに近い金額で彼を買ってくれるクラブを探す事になります。

**. パボン:彼の状況は他の選手と異なります。クラブが彼に対する決断を下す必要が無いためです。彼はブラジルのサンパウロと2015年6月までのレンタル契約を結んでおり、クラブはこの期間中のいつでも彼を売る事が出来ます。今夏オファーが届いた時にのみ、彼についてのアクションを起こす事になるでしょう。彼がバレンシアに戻ってくると考えている人は一人もいません。クラブの目標は、彼の獲得時に支払った750万ユーロを彼の売却によって取り戻す事です。

【契約が切れる選手たち】

1. バルガス:このチリ代表FWはピッツィ監督のリクエストにより1月に加入しました。買い取りオプションはついていませんが、ピッツィは既に来季のチームに彼を加える努力をクラブに求めています。

2. ロメウ:このカタルーニャ人プレーヤーのバレンシアでのこの1年は運がありませんでした。自身のベストパフォーマンスを取り戻すために苦労しましたが、それを取り戻し、レギュラーとなった矢先にケガでそれを失う事になりました。しかしクラブは彼に信頼を置いており、チェルシーとの間で彼の獲得交渉を行っています。チェルシーからの返答は200~300万ユーロ。チェルシーと彼の契約は2015年までです。

3. センデロス:このスイス代表DFは加入して以来、継続して出場機会を得ています。これからの2ヶ月間も継続してプレーするでしょう。しかしクラブは来季6人のCBの契約選手を抱えます。ラミとリカルドについては放出の方向で動いていますが、ビクトルとヴェーゾについては去就が未定です。彼がバレンシアで続けるかどうかは退団する選手たちに依存していると言えるでしょう。彼のキャラクター、経験豊富さ、ブロックの作り方は評価されています。しかし、現時点では何も決まっていません。

4. セイドゥ・ケイタ:彼の獲得交渉時、クラブは彼に1年半の契約を提示しましたが、彼が僅か6ヶ月間の契約を望みました。彼は加入以来、ピッツィにとって重要な存在となっています。現在の彼は「バルセロナのケイタ」ではないものの、ロッカールームでの彼の経験とピッチでの彼のヒエラルキーはクラブが求めているものです。契約を1年延長するオプションがあるものの、現時点では何も決まっていません。

【トップチーム昇格の可能性があるカンテラーノ】

1. サルバ・ルイス:このサイドバックのプレーヤーは、初めて経験するプロサッカーの世界で幸運をつかめませんでした。テネリフェではほとんど何も出来ないまま、グアルダードの放出とガヤの昇格により1月にVCFメスタージャに戻されました。ベルナトの労働過多により、彼は他のカンテラーノよりも若干トップチームに昇格しやすい立場に居ると言えます。

2. ポルトゥ:彼はこれ以上Bチームでプレーを続ける事は望んでいません。クラブとしてはトップチームの一員に迎えるか、彼が昨夏望んでいた2部リーグのクラブへのレンタル移籍を実現させるかを決断する必要があります。

3. ロベルト・イバニェス:このサイドアタッカーはBチームのベストプレーヤーの一人です。今季が彼にとって最高のシーズンであるとは言えませんが、クラブは彼の才能を大きな信頼を置いています。最も現実的な選択肢としては、他のクラブへレンタルして経験を積ませる事でしょう。

4. ザヒボ:将来への投資として1月にフエンラブラダから加入した19歳のフランス人MF。彼は加入以来Bチームで過ごしていますが、1部リーグでプレーするために移籍してきました。おそらく今夏のプレシーズンではチャンスを得られるでしょう。

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