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ビジャのバルセロナへの移籍に不正の疑い

2010年に起きたダビド・ビジャのバレンシアからバルセロナへの移籍について、当時のクラブ経営陣であるマヌエル・ジョレンテ(元バレンシアCF会長)、ハビエル・ゴメス(元バレンシアCF副会長/現リーガ・エスパニョーラGM)、ホセ・ルイス・オリバス(元バンカハ会長)、タルシロ・ピレス(元財団理事)にバレンシア第一審裁判所の司法調査が入る事になりました。元バレンシア会長でクラブの株主のひとりであるパコ・ロイグ氏が、ビジャの移籍交渉について問題点があるという事で、この4人を告訴した事が発端です。

告訴の手続きをしたアンドレ・サンチス弁護士は次のように説明しています。

「選手の移籍交渉において詳細書類に記載しなければならない代理人手数料について、最低でも1例、ダビド・ビジャのケースについては記載されていないのです」

サンチス弁護士は次のように続けます。

「当時のバルセロナの会長であったジョアン・ラポルタは"ビジャのために5000万ユーロ支払った"と主張しているが、バルセロナが提出した供述書には4000万ユーロだったと記載されているのです」

この問題点についてロイグ会長はことばをオブラートに包むことなく言いました。

「手数料を手にした人間を明らかにする必要がある。私はそこに多くの名が上がる事を確信している。書類から隠されたのは、そこにイレギュラーな出来事があったからだ。その対象者が判明したら、裁判に持ち込む事になるだろう。以前ビジャの代理人を務めていたタマルゴ氏も、そこに疑問を感じている」

ビジャはこの移籍交渉が決まる前に2009年に、元バレンシアのスタッフであったビクトル・オニャーテが新設し、代表を務めるVos Sportsmarketing & Entertainmentに代理人を替えました。それまで12年間連れ添った代理人のホセ・ルイス・タマルゴ氏は、当時、注力してきた移籍交渉の担当から外された事が大きなショックであった事を認めています。

「私はビジャが移籍する1年前、2009年の時点でジョアン・ラポルタと4200万ユーロ+インセンティブ800万ユーロという条件で合意していました。しかし、その後に私は解任されました。私が裁判所に行った時、裁判官から"ビジャのバルセロナへの移籍交渉において、あなたの関与は一切無い"と言われました。私には何の権利も無かったのです。当時、私は彼らが私に何をしたのかを理解していませんでした」

Vos Sportsmarketing & Entertainmentには2010年当時、FIFAの公認代理人のライセンスを保持していなかった事も明らかにされています。

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