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ルフェテとフラン・ビジャルバが会談

バレンシアのカンテラには未だ将来有望な選手たちが沢山居ます。昨季クラックス・カデテAにレンタルされていたMFフラン・ビジャルバもその一人です。

「カンテラの価値を高めること」──これはアマデオ・サルボ会長のプロジェクト「GLOVAL」を構成する重要な要素のひとつであり、カンテラ統括部長のルフェテに委ねられているテーマです。このテーマの発端は、2ヶ月前に起きたペドロ・チリベジャのリヴァプールへの移籍劇であり、クラブがこの例を繰り返さない事を目指しています。

カンテラのスター候補のひとりであるビジャルバは、昨季後半にクラックスで継続した出場機会を得られなかった事を踏まえて、自身の将来についての質問をするために、数日前ルフェテと会談しました。

1時間半に及ぶ会談でルフェテは、ビジャルバを今季のカデテAに登録する方針を伝えました。ビジャルバは、昨季クラックスのカデテAの監督を務めていたのはクーロ・トーレスの指導を今季も受ける事になります。

ビジャルバは2年前、バルセロナによって数人のチームメイトらと共にラ・マシアに引き抜かれていきました。しかし、バルセロナ・インファンチルAの一員として登録されたビジャルバはバルセロナでの家族と離れての生活に適応できず、数か月で故郷に戻る事になりました。そしてルベン・モラ監督が率いるバレンシア・インファンチルAに復帰しました。

2012年8月には、ロシアで行われたU-15国際ユースカップにバレンシアU-15の一員として出場。フィテッセ、オリンピック・マルセイユ、チェルシー、ロシアU-15代表らを次々と打ち破って優勝すると共に、自身も大会最優秀攻撃的MFに選ばれました。また、この大会での彼の活躍を見たアトレティコ・マドリー、エルチェ、ベティスら多くのクラブのスカウトがビジャルバに興味を示してきました。

この時、バルセロナのカンテラディレクターであるギジェルモ・アモールも再度ビジャルバにオファーを出していました。しかし、彼自身がラ・マシアに戻る事を望みませんでした。また彼の代理人──チリベジャと同じ、アルベルト&ロレンソ・トルドラです──の2人も彼はバレンシアで続けるべきだという判断を下しました。

エル・カバニアル出身のビジャルバは、バレンシアのスクールでもっとも才能あふれるプレーヤーの一人です。2011年4月に、ウナイ・エメリがカンテラのエリートを集めて指導を行った事がありました。その時にこのバスク人監督を最も驚かせたのがビジャルバでした。また2013年5月には、彼のベストシーズンではなかったものの、バレンシア州出身の最も飛躍したサッカー選手に送られるアウグスト・マルティネス賞を受章しました。

このような輝かしい道を歩んでいる彼を、クラブは手放すつもりはありません。ルフェテはこの会談で彼にバレンシアに残るよう強く説得しました。今のところ、ビジャルバはクラブの対応に満足していると言えるでしょう。またルフェテは、ビジャルバの他にもセルヒオ・オルトゥニョ(昨季はインファンチルAに所属)のような有望な若手選手とも会談した事を認めています。

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