クラブは、Bチームの新監督に昨季までウラカン・バレンシアを率いていたニコラス・エステベス監督が就任する事を公式に発表しました。1年契約で、1年延長のオプションがついています。

ニコ・エステベス監督は、2011年の夏、ウラカンの監督に就任するまで、バレンシアのプレベンハミンからインファンチルまでの監督を歴代務めてきました。2010年の7月には、神戸のバレンシアCFスクールで指導のため来日もしています。

ウラカンの監督就任後は、クラブ創設初年度となる2011/12シーズンに2部昇格プレーオフ進出を決め、続く昨季もバレンシアBが残留争いに巻き込まれる一方で着実に勝点を積み上げ、優勝したロスピタレートと同じ勝点80でリーグ2位という成績を残しました。そして2年連続で出場した昇格プレーオフでも決勝まで進出しましたが、決勝でレアル・ハエンにアウェーゴールの差で敗れ、2部昇格を逃しました。

カンテラ統括部長を務めるルフェテは、ニコ監督のバレンシアB監督就任を強く望んでいました。そして、ウラカンのプレーオフ敗退と共にニコ監督はウラカンからの契約延長オファーを断る事を発表した事で、ルフェテの希望が叶う事になりました。ニコ監督にとって、2年ぶりのパテルナでの指導となります。

また、ニコ監督と共に、昨季ウラカンで第2監督兼フィジカルコーチを務めたオスカル・スアレス、フィジカルコーチを務めたミゲル・ビジャグラサもBチームのコーチングスタッフ入りします。ウラカンに行く前は、オスカル・スアレスはバレンシア・フェメニーノの監督を、ミゲル・ビジャグラサは以前もパテルナでBチームのフィジカルコーチを務めていました。