週末のAEプラット戦に勝利した後、Bチームのメンバーには2日間の休暇が与えられました。そしてホセ・ルイス・ガヤは、彼に近しい人たちとの約束を果たすためこの2日間を地元ペドレゲルにて過ごしました。その約束とは「バレンシアと2018年まで契約延長祝いのパーティーに皆を招待する」というものです。

そして、このパーティーでガヤは、皆への感謝の言葉を述べました。その中でも、彼の父親に対しての言葉は特別なものでした。

ガヤ
「クラブと新たな契約を結べた喜びを父に捧げます。僕がここに来るために、父と共に沢山の事がありました。父ももちろん喜んでいます。僕がバレンシアに入団してから最初の2年間、毎日ペドレゲルからパテルナまで父が僕を送迎してくれました。寒い日も暑い日も。今でもあの頃の事を思い出しては2人で笑います。僕は心から父に感謝しているんです。父が"ペドレゲルから毎日長距離通うという努力は、ただひとつのクラブで成功するために行っている。それがバレンシアだ"と僕に言った事を思い出しました。そして今、それが報われました。だからこそこの名誉は父のものであり、母のものなんです」

ガヤは今季、夢のようなシーズンを過ごしています。まだBチームの残留は決まっていないものの、既にトップチームでデビューし、スペインU-18代表、U-19代表にも招集され、今の彼にとって最高の栄誉となるクラブとの契約延長も勝ち取りました。

「クラブとの契約延長は、僕が強く望んでいた事だったので、とても嬉しいです。生まれてからずっと心のチームであり続けているバレンシアとこのような契約を結べた事は、全てのカンテラーノにとっての夢だと思います。とても恵まれたシーズンになりました。ジャゴステーラでのトップチームデビューはすごく特別なものです。僕を信頼してくれたペジェグリーノ監督に、そして彼と同じように僕をたくさん助けてくれたトップチームの皆さん、特にリカルド(・コスタ)とソソ(・フェグリ)に心から感謝しています。今はトップチームに昇格するために毎日働いています。現時点では僕のチームはVCFメスタージャですが、もしトップチームでプレー出来るチャンスを手に出来たら、それを最大限利用するつもりです」