今週末のリーグ戦で、フベニールAのスペインU-17代表MFペドロ・チリベジャのインタビュー。「Canteranos por el Mundo」にて先月行われたものです。

チリベジャは昨季、クラブ間提携を結んでいるCFクラックスのカデテAで1歳上の選手たちがしのぎを削るLiga Autonomica Cadeteでプレーしました。バレンシアに戻ってきた今季はプレシーズンを18～19歳の選手たちが所属するフベニールAで過ごし、リーグ戦のほとんどをフベニールBの選手としてプレーしています。

──これまでのスポーツ面のキャリアを教えてもらえますか？
「とても小さい頃からバレンシアでプレーしています。入団したのは5歳の時で、カテゴリーはケルビンでした。今はフベニールAで練習し、フベニールBの試合に出場しています。最近、スペインU-15代表とU-17代表でのプレーをを経験しました」

──良い選手になるために参考にしている選手、もしくは尊敬している選手は居ますか？
「ブスケッツとシャビ・アロンソです。2人は違うタイプのプレーヤーですが、2人とも僕の好きなタイプの選手で、それぞれのポジションで世界最高レベルの選手たちです。彼らのプレーにいつも興奮させられています」

──あなたが最も快適にプレーできるポジションはどこですか？
「守備的MF、攻撃的MF、メディアプンタと、ピッチ中央の3つのポジションでプレー出来ます。その中で最も快適にプレーできるポジションは守備的MFですね」

──昨年10月に行われたU-17欧州選手権予選で、あなたはゴールを決めました(※)。決められる自信があったからPKを蹴ったのですか？
「強い自信があったのは確かです。良い試合をしていたし、PKを蹴らせてくれ、と仲間に言う事は全く躊躇しませんでした。代表のチームメイトであり、友人でもある(ホセ・アンヘル・ポソ(マンチェスター・シティ)に"絶対に決めてくるから蹴らせてくれ"と頼んで、譲ってもらいました。幸いゴールは決まり、試合に勝てました」
(※ポーランドU-17代表戦、チリベジャのPKで1-0で勝利)

──次のエリート・ラウンドであなたはどのように代表チームに貢献しようと考えていますか？
「この代表チームは欧州選手権本大会に、そしていずれはU-17ワールドカップに進む大きな可能性を持っていると感じています。次のラウンドでも厳しいグループ(※)に入る事になりましたが、このチームには勝ち抜くための力があるはずです」
(※クロアチア、ベルギー、フランスと同グループ／クロアチアにて3/21～26の日程で行われる)

──現在、バレンシア・フベニールBはLiga Nacional Juvenil Group 8の首位です。あなたはチームが何位でシーズンを終えると思いますか？
「このリーグには非常に良いレベルのチームが居ます。でも僕自身は、首位で居続けるための沢山のオプションがチームにはあると思っていますし、それがシーズン序盤に監督から与えられた目標です」

──バレンシアのトップチームへの昇格の可能性についてどう思いますか？
「僕は今15歳ですが、僕の年代の選手たちは誰もがそのように夢見る事だと思います。でも、それを叶えるためには、現実的にならないといけません。一歩ずつ、進んでいくつもりです」

──あなたの今季の目標を教えてください。
「選手として成長する事、リーグチャンピオンになる事、スロヴァキアで5月に行われる欧州選手権本大会に出場する事、ですね」

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ペドロ・チリベジャ(プロフィール)