コスタリカの投資家がクラブ買収のオファー?
コスタリカの投資家、マリオ・アルバラード・カストロ氏が、クラブの買収に動いているという報道が出ています。
EFEの報道によると、アルバラード氏はバレンシアCFの購入のための交渉を進めており、既に購入のオファーを提出したとの事。そしてDiario ABCによると、昨日の午前中に、アルバラード氏はクラブのメインバンクであるバンカハのホセ・マリア・マス・ミレー会長とピトール・ソロージャ通りにあるオフィスでおよそ1時間半の会談を行ったとの事。その会談でアルバラード氏は「必要な手順を踏み、関係者としっかり話をするつもりでいる。我々の意思はバレンシアCFを購入する事だ」とマス・ミレー会長に語ったそうです。
また、アルバラード氏は以下の声明を公式に発表しました。
クラブの財政問題を解決し、これから数十年の財政の安定を図るという我々の意思は確固たるものです。バレンシアの人々、そして何よりもバレンシアニスタたちによって引き起こされる我々のプロジェクトは、交渉の実現が危険にさらされる事の無いよう、絶対的な水面下でプロフェッショナリズムを持って何ヶ月も費やしてきました。このプロジェクトはバレンシア州で着手されるものの中で最も重要なものです。したがって、我々はバレンシア州の方たちに安心して頂きたいと考えているし、何よりもこのプロジェクトに興味を持っていただきたいと思っています。以下にこのプロジェクトの3つの本筋を要約します。
1.財政的な圧力からクラブを解放する
2.クラブがこれまでに得た名声を守る
3.全てのバレンシアファンが新たにエキサイティングな時代を迎えられるようなスポーツ面のプロジェクトを提供する
オファーの内容について、アルバラード氏は「交渉の結果がわかるまでは、明らかにしない」と語っています。
現在、クラブは3億7000万ユーロという巨額の負債を抱えています。また、3年以上前から中断されている新メスタージャの建設のために、1億5000万ユーロの投資が必要と言われています。