バルセロナ戦の直前、バネガが自身の車に引かれ、左足に重傷を負ってしまったという一報が入りました。

クラブの発表によると、昨日日曜日、右ひざの負傷のためバルセロナ戦を招集外となったバネガは、リハビリを行うためにパテルナ練習場に居ました。そして13時45分、自宅に帰る途中で愛車アウディR8にガソリンを入れるため、練習場近くのキネポリス・レジャーセンターにあるRepsolのステーションによりました。ここで車を止めた際に、ハンドブレーキをかけ忘れていたため、車が動き出し、バネガの足に激突してしまったとの事です。

検査の結果、左足の脛骨と腓骨を粉砕骨折している事がわかりました。負傷箇所に大きな炎症を起こしており、炎症性浮腫を軽減させるための処置が必要との事。とても深刻な状態だそうです。

既にバネガは、バレンシア市内のノウ・デ・オクトゥブレ病院に入院しており、今日の昼12時からエンリケ・ガスタルディ医師の執刀により手術を受ける予定です。手術成功後は6カ月程度でピッチに戻ってくることができるだろうとの事です。

チームドクターのカンデル医師によると、バネガは「ひどく落ち込んでいる状態」との事。バルセロナ戦で招集外となった元の負傷はそれほど重いものではなかっただけに、思いがけない事故で今季を棒に振る事になってしまったのですから、ショックは大きいと思われます。まずは今日の手術の成功を祈りましょう。