バネガが再び一騒動
コパ・アメリカを終えて、現在母国アルゼンチンで休暇中のエベル・バネガに再び騒動が起きてしまいました。エベルの兄弟が昨日、自身のFacebook上にバネガ兄弟3人の写真を掲載したのですが、その写真に写っているエベルがレアル・マドリーのユニフォームを着ていたためです。
バネガがチームに合流するのは29日の予定ですが、ジョレンテ会長、ブラウリオ技術秘書、エメリ監督もこの写真に強い不快感を示しており、チームへの合流前にもバネガと話す機会を設けて、説明を求めるようです。
バネガは先日自身のツイッターで「バレンシアで幸せだ。休暇の後はバレンシアに戻る」と投稿してファンを喜ばせましたが、今回の一件により、バレンシアに到着するバネガを待ち受けるのはファンからの激しい罵倒の言葉かもしれません。
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マドリーの関係者にとって唯一最大のライバルはバルセロナであり、おそらくバレンシアの事は眼中にないでしょう。しかしながら、バレンシアの関係者にとっては同じ市内のチームであるレバンテや、同じバレンシア州の直接のライバルであるビジャレアルよりもマドリーが憎き存在としてあるため、これだけの騒ぎになっているのだと思います。
クラブもバネガをバレンシア残すべく今夏、色々な手を打ってきましたが、もしかしたらこの一件が、バネガに対するクラブの方針を変えてしまうかもしれません。