クラブはホアキンの移籍について、マラガと合意しました。3年契約で移籍金は450万ユーロとの事です。

昨日、この移籍に関する最終交渉が行なわれました。これまでの交渉ではマラガ側の400万ユーロの提示に対し、バレンシア側は500万ユーロを求めてきていました。

今回の最終交渉ではマラガはオファー額を450万ユーロに増額。そしてクラブもこのオファーを受け入れました。実際、ジョレンテ会長はホアキンの移籍金を420万ユーロで来季の予算を計算していたため、それ以上であればGOを出すつもりだったようです。(スーペルでは400～450万ユーロ、ラス・プロビンチャス、カナル・ノウは450万ユーロと報道)

これでクラブ間合意となったため、あとはマラガとホアキンの交渉となりますが、既にマラガとホアキンが口頭で合意しているのは周知の事実です。バレンシアはホアキンに年俸180万ユーロ(スーペルの報道では200万ユーロ)で2年の契約延長のオファーを出していましたが、ホアキンはこのオファーを拒否していました。また、ホアキンの娘：ダニエラちゃんの名前が、彼女が2年通ったバレンシア市内の学校の2011/12コースの名簿に記載されていない事も1週間前にわかっています。

ホアキンは2006年の夏にベティスのロペラ会長(当時)の嫌がらせによるアルバセテへの日帰り旅行を経て、2500万ユーロの移籍金でバレンシアに加入しました。公式戦通算218試合に出場し30得点。今季はチームのキャプテンも務めました。そして今夏、プエルトのエル・ニーニョは彼の故郷であるアンダルシアに戻ることになります。

またこの移籍により、今季のカピタネス4人のうち、既に3人がクラブを去る事になりました。残るひとり、ダビド・ナバーロの退団も濃厚といわれており、国内外からいくつかのオファーが届いています。