クラブのメインスポンサーであるUNIBET社が、クラブとの今季いっぱいで切れるメインスポンサー契約を延長しない事を発表しました。

クラブとUNIBET社は、2008年の12月に最初の契約(半年間)を結び、その後2009年の6月に2年間の契約延長をしていました。そして契約が切れる今夏、メインスポンサーの優先契約オプションを行使しない旨がバレンシアに伝えられたとの事です。

UNIBET社は(ロゴはまあアレですが)、オンラインゲームの企業らしくこの2年半の間に様々なオンラインコンテンツを用意し、ファンを楽しませてきました。その中のひとつである「SENTIMENT VALENCIANISTA（※閉鎖済）」ではエスパニェータさんをメインキャラクターに起用し、開設当初に大きな話題を集めました。
また、オンラインベッティングでも「エスパニェータさんがレアル・マドリーへ移籍する：100倍／フロレンティーノ・ペレスがエスパニェータさん獲得のためにバレンシアに7000万ユーロ支払う：1000倍」等ジョークのページを自社サイト内に掲載する等バレンシアをポジティブに扱い、両者間で良い関係を築いてきていただけに、今回の契約打ち切りはスポンサー料金以外の面でもマイナスかもしれません。

これにより来季は、ユニフォームサプライヤーがホマ社に代わるだけでなく、胸のロゴも代わる事になります。そして、財誠意面で問題を抱えるクラブにとってもUNIBET社のこの決断は痛手です。ジョレンテ会長はこれから早急にメインスポンサーを探さなくてはなりません。