グアイタがクラブとの契約延長に合意
昨日、グアイタと彼の代理人たちがジョレンテ会長、ハビエル・ゴメス副会長と共に昼食を含む交渉の場につきました。その席で、契約延長について両者間で合意したようです。
当初から、給与(チームの選手全員の平均年俸とほぼ同額)、契約期間(4~5年)の両方の条件面についてグアイタは全く問題なく受け入れてきましたが、それでも今日まで合意に至りませんでした。
そのポイントは、やはりクラブがアルメリアのジエゴ・アウヴェスの獲得に動いている点でした。正式な発表はされていないものの、既にジエゴ・アウヴェスはバレンシアのメディカルテストを受けている事が判明しており、実質来季からの加入が確定していると言える選手です。
グアイタ側はバレンシアでのキャリア継続を希望している一方で、出場機会が得られないならば移籍も已む無し、という全てのクラブのカンテラーノに共通するであろう思いをクラブに伝えてきました。
しかしクラブは、グアイタを手放しませんでした。ジョレンテ会長は、セサルとの契約を今季限りで終え、モヤを放出し、グアイタとジエゴ・アウヴェスというトップクラスのGK2人で来季を戦うというプランを立てています。
そして今、そのプランの下準備が整ったと言えます。もちろん正式な契約書にサインをするまでは、全ての可能性が否定されるわけではありません。しかし、トレント出身の若いGKは来季、ブラジル代表GKとポジションを争うという環境に身を置くことを決めたようです。
そのグアイタは、「これから先、バレンシア以外のユニフォームを着たくない」と語っており、これから先、長く続くであろうキャリアの全てをバレンシアに捧げるつもりでいます。