ビセンテにロシアの強豪からオファー
今季いっぱいで契約満了となるビセンテに対し、ロシアのルビン・カザンとスパルタク・モスクワの2つのクラブがビセンテの獲得にオファーを出してきていたようです。
この両クラブは、ロシアリーグがオフシーズンとなる今年の1月に、ビセンテに対し2~3年契約でのオファーを提示したようです。しかし、ビセンテ本人がロシアへの移籍を拒否したため、ジョレンテ会長もどうすることも出来ず、全く交渉の余地なしという事で破談になりました。
ビセンテについては、未だに契約延長の話が噂レベルでも出ていないことから、11年にわたるクラブとの関係も今夏で終わるという見方が強まってきています。実際、アウェーのアトレティック戦の時にチームが滞在したホテルで、ジョレンテ会長とビセンテの代理人のミゲル・アンゲル・セルメロ氏が顔を合わせる機会があったものの、一緒にコーヒーを飲むことすらしなかったとの事。この一件から、バレンシアがビセンテに何の提示もしようとしていないというのが明らかになったといえます。