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代表戦の結果(2010/8/21)

スペインU-19代表
SBSカップ:日本U-19代表戦が行われ、2-0でスペインU-19は敗れました。イスコはフル出場、パコは足の負傷のため、来日を取りやめています。

40分ハーフで行われたこの試合、イスコは背番号14を背負って4-2-3-1のトップ下で出場しました。

序盤からスペイン代表のピボーテ2人のパス精度が悪い&DFラインが不安定なためイスコにボールが入らず、イスコの位置がどんどん下がり目になってしまい、結果、イスコはボールが入ってもなかなか前を向けない状態が続きます。
1トップのモラタ(Rマドリー)にボールが入っても、それを追い越す選手もいないため、チャンスらしいチャンスを作れず。一度だけイスコがドリブルでエリア内までするすると持ち込んで惜しいチャンスを作りましたが、スペインの前半のチャンスはその一回だけと言ってもいいくらいでした。

4-4-2をひいてきた日本代表はコンパクトで陣計も整っており、パスもおもしろいように繋がってました。2トップの指宿がしっかりボールを持ってる間に3~4人が飛び出すという形で何度もチャンスを作り出しました。前半の永井(C大阪)のゴールも、菊池(草津)のゴールも非常にきれいな形で決まり、スペインがやりたかったであろうサッカーを日本がやっているような形。そのまま日本の一方的なペースで前半終了。

後半、孤立していたモラタに変えてラクルス(ソシエダ)に変えると、しばらくスペインのペースで試合が続きます。イスコが元の高いポジションを取り戻し、裏をとるのがうまいラクルスへ何本も鋭いスルーパスを通したり、右サイドのサラビア(Rマドリー)が個人技で崩したりというシーンが目立ち始めました。

この辺でスペインが1点返せていれば最後まで面白い試合になったと思うのですが、後半20分を過ぎたあたりからスペインの選手たち、特に前半から出続けているイスコやサラビアの足が止まりはじめ、再び試合は日本のペースに。日本は少ない運動量でうまくパスを回し、スペインの選手たちが走らされるという展開が続きます。イスコはファウルを受けて、足を痛めたような素振りも見えたり日本のDFとの接触後に鼻血を出してるような感じもしたり。しかもそれらを審判に取ってもらえなかった事で結構苛立ってました。

結局、そのまま2-0で試合は終了。イスコは決定的な仕事はできなかったものの、前半の独力突破と後半始まってから20分くらいまでの間に見せた司令塔ぶりは目を見張るものがありました。

試合後、うつむき加減でピッチを去ったイスコでしたが、スタジアムを出てきたときにはたくさんのファンに囲まれ笑顔も見えました。チームの中心選手でありながら、選手団の最後尾で、大量の練習用ボールを抱えてパシられてるかのように出てきたのが面白かったです(笑)

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