アストン・ヴィラとの練習試合が明日行われますが、その試合に向けて、元バレンシアで現在アストン・ヴィラに所属しているカリューがコメントしています。

バレンシア時代を振り返って
「俺たちは当時、すごくファンタスティックなチームだった。毎年のようにCLに出場していたし、CLのタイトルを狙えるチームのひとつでもあった。世界のベストチームを相手に、何度も打ち勝ったりしていたからねそんなチームの一員でいられた事はすごく嬉しかったよ」

2000/2001シーズンのCL決勝
「バイエルンに負けたのはかなりのショックだった。サンシーロでのあのドラマチックな展開は今でも忘れる事ができないよ。俺たちは最高の試合をした。でも、先制点を奪った後に不運なPK──クソみたいな判定だった──で追いつかれてしまい、ヨーロッパの頂点まであと一歩のところでPK戦で敗れたんだ。CLの優勝メダルをもらえたらこんなに嬉しい事はなかっただろうね。試合に負けた後は、バレンシアの仲間たちと、もう一度決勝の舞台に戻ってきたいと強く思っていたよ」

CLへの思い入れ
「バレンシアを離れた2年後にリヨンの選手としてCLの準々決勝まで進んだけど、そこでもミラン相手にサンシーロで負けてしまったんだ。何度か優勝を狙えるチャンスはあったと思う。この大会で俺はいくつもの素晴らしい試合を戦ってきたけど、残念ながら優勝までは手が届いていない」

バレンシアでのタイトル
「俺がスペインに渡った時、リーガは世界最高のリーグだった。そして俺はそのタイトルを獲得した事を誇りに思っている。その時はたぶんバレンシアがヨーロッパ最高のチームだったはずだ」

今のバレンシアについて
「2000年代前半のバレンシアは2年連続でCLの決勝に進んだチームだった。今のバレンシアはあの頃のチームほど強く無いかもしれない。でもアストン・ヴィラにとっては戦い甲斐のある良いチームだと思うよ」

関連記事
ジョン・カリュー(プロフィール)