ジョルディ・エスコバルと契約延長で合意
バレンシア・カデテA所属のスペインU-17代表FWジョルディ・エスコバル(15)との現行の2019年までの契約を2022年まで延長することで合意しました。
ジョルディ・エスコバルは2015年の夏にエスパニョールからやってきた、現在カンテラで最も期待されているストライカーです。バレンシア加入初年度にInfantil Aでリーグ得点王になり、昨季もチーム2位の18ゴールを記録しました。今季はカデテAでシーズンを始めましたが、既にフベニールBでもプレーしており、ゴールという目に見える形で結果を残しています。11月にはU-16代表、U-17代表に立て続けに招集されたことで、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナルなどからオファーが届いていました。
今季のクラブの技術部門は、カンテラの有望選手を他クラブからの引き抜きから守るために、金銭面の魅力を越える条件提示をすることで、選手たちの慰留に成功してきました。その条件が「飛び級での昇格」です。有名なところではフェラン・トーレス(17)のトップチームへの昇格であり、続けてウーゴ・ギジャモン(17)のVCFメスタージャ昇格、イ・ガンイン(16)のフベニールA昇格が挙げられます(ガンインはその後VCFメスタージャデビューも果たしています)。そして今回のジョルディには、フベニールAへの昇格と来季のプレシーズンをVCFメスタージャの一員として過ごすという条件を提示し、10月から続けられてきた契約延長交渉を締結させることに成功しました。
また、クラブは今季カデテBでプレーしているジョルディの1歳下の弟のDFイスマエル・エスコバル(14)との契約延長も合意に至りました。契約期間は兄と同じ2022年までとなっています。
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ジョルディ・エスコバル (プロフィール)