さよならラファ・ミル
VCFメスタージャのFWラファ・ミル(20)がイングランド・チャンピオンシップのウルヴァーハンプトンに完全移籍することが公式発表されました。4年半の契約で移籍金は200万ユーロとのことです。
今季いっぱいでバレンシアとの契約が切れるラファは、クラブからの契約延長オファーを拒否し続けていました。そのためバレンシアは彼をフリーで放出する事を避けるため、VCFメスタージャのトップスコアラーであるにもかかわらず今冬の放出に向けて動いていました。
予てからの報道では、ラファがこのクリスマス休暇中にマドリード入りしていたこともあり、レアル・マドリー・カスティージャへの移籍が確実視されていましたが、ここにきて突然のイングランド行きを決断。ラファはその理由として、現在ウルヴァーハンプトンの監督を務めるヌーノ・エスピーリトの存在が大きかったことを理由に挙げています。周知の通り、ヌーノ・エスピーリトは元バレンシアの監督であり、2015年11月にラファをバレンシアのトップチームデビューさせた恩人です。
ラファはSNSを通じてファンにメッセージを残しています。
「バレンシアCFとファンの皆さん、そして僕が人としてもプロとしても成長するための機会を与えてくれたこの偉大なクラブを支える全ての職員の方々に感謝したいと思います。在籍した6年間、僕はこのバレンシアという素晴らしい街で、偉大なプロフェッショナル達とかけがえのない時間を過ごす事が出来ました。日々学び、成長するための新たなプロジェクトを提示してくれたクラブで新しい挑戦を始めるために、ここを去ります。バレンシアの多くの成功を心から願っています」
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