ミリャン・ミリャニッチ氏がご逝去
元ユーゴスラビアサッカー協会会長で、バレンシアやレアル・マドリーで監督を務めた事のあるミリャン・ミリャニッチ氏が1/13に、病気のためお亡くなりになりました。81歳でした。
ミリャニッチ氏はユーゴスラヴィアのビトラ(現在のマケドニア)出身の名将で、1960年代にレッドスター・ベオグラードを率いて10個のタイトルと共にクラブに黄金期をもたらしました。1974年のワールドカップでユーゴスラヴィア代表を率いた後、レアル・マドリーの監督に就任。3シーズンでリーグ2連覇を含む3つのタイトルを獲得しました。
バレンシアには、1982年のワールドカップで再度ユーゴスラヴィア代表を率いた後、82年の11月に、成績不振で解任されたマノーロ・メストレ監督の後任としてやってきました。しかし、就任時からチームの順位をひとつも上げる事が出来ず、僅か14試合(4勝2分8敗の17位/18チーム中)でクラブを去っています。
土曜日のレアル・ソシエダ戦では、ミリャニッチ氏を偲んで、試合前に黙祷が捧げられました。ご冥福をお祈りいたします。