さよならパコ・アルカセル、お別れの言葉
パコ・アルカセルのバルセロナへの完全移籍が公式に発表されました。移籍金は3000万ユーロ+インセンティブで200万ユーロ、5年契約で違約金は1億ユーロに設定されました。
また、バルセロナのストライカー、ムニルの買い取りオプション付レンタル移籍も条項に含まれています。
パコはバレンシアの公式サイトで、ファンに向けてのお別れの言葉を残しています。
パコ・アルカセル
「バルセロナからのオファーが届いている事を知った時、会長と真剣に話し、そのオファーを聴いてくれるように頼みました。そして、合意に至ったら自分がバレンシアを去る事も伝えました。移籍が実現したら僕のキャリアにおけるステップだと思ったからです。加えて、僕個人にとってはもちろん、クラブにとっても良い決断になると思いました。
一部のファンは、僕の決断を理解してくれるでしょうし、一部のファンはいつまでも理解してくれない事でしょう。でも確かな事は、僕が自分の人生において良い選択をした、という事です。この選択は僕だけではなく、クラブにとってもメリットになるものです。皆さんにはこの決断を理解してもらいたいし、尊重してもらいたいと思います。この決断を肯定的に取る人たち、否定的に取る人たちが居る事は理解していますが、それでも僕が今までそうしてきたように、これからもバレンシアというクラブをリスペクトしていくつもりです。
今季のスタッフ、昨季のスタッフ、そして僕がここに来てから11年間お世話になったスタッフに感謝したいと思います。幸運な事に僕は、バレンシアで毎年新たな事を学ぶことが出来ました。バレンシアは僕にプロサッカー選手になるという可能性を与えてくれました。僕が今ここに居る事は全てバレンシアのおかげです。
僕の心はいつまでもバレンシアニスタであり続けるでしょう。バレンシアに入団してからここを去るまでそうであったように、これからも僕はバレンシアのサッカーを見るためにメスタージャを訪れるつもりです。ここを去っても僕は、バレンシアというクラブをいつまでも僕の心の中に持ち続けるからです」
Paco Alcácer Goals
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