ソルダード、記録の男
先日のUEFAチャンピオンズリーグBATEボリソフ戦でハットトリックを達成したソルダード。この試合のボールを家に持ち帰った──しかもこれが初めてではありません──彼は、この試合でいくつかの記録を達成しました。
まず1つ目は、このハットトリックが彼のプロのクラブチームのキャリアに置ける10度目となった事です。その内訳は、レアル・マドリー・カスティージャ(2部リーグ)で1度、オサスナで1度、ヘタフェで3度、バレンシアで5度となっています。
そして2つ目。彼は、UEFAチャンピオンズリーグにおいて2度目のハットトリックを達成した初めてのスペイン人プレーヤーとなりました。1度目は昨季、メスタージャでベルギーのゲンク相手に成し遂げたものです。
3つ目の記録。彼はバレンシア加入後、このコンペティションで14のゴールを決めていますが、この数字を記録するために僅か16試合しか必要としませんでした(キャリアトータルでは19試合15ゴール)。そしてこの14という数字は既にクラブ歴代最多であり、昨季上回ったファン・サンチェスの記録(9ゴール)をどんどん引き離しています。
4つ目。スペイン人プレーヤーがUCLのアウェーゲームでハットトリックを達成した例はこれまでに2度しかありません。1度目は2006/07シーズンにモリエンテスがギリシャのオリンピアコス戦で記録したもの、2度目が今回のソルダード。お気づきの通り、2度ともバレンシアの選手が記録したものです。
補足:公式サイトの記事ですが、数字が違っている部分はこちらで直しました。