ジョルディ・アルバとの契約延長交渉が再スタート
昨日、ジョレンテ会長とジョルディ・アルバの代理人を務めるInterStar Deporte社のホセ・マヌエル・タラーガ、ビセンテ・フォレスの両氏が、マルバロッサビーチのレストランで会食をしました。この席での議題は勿論、アルバの契約延長についてです。
今季のフロントの最優先課題ともいえるアルバとの契約延長交渉ですが、この交渉は昨年末に一度決裂していました。クラブ側が提示した年俸100万ユーロという条件が、「アルバの評価に見合っていない」と、InterStar Deporte側が判断したためです。そして、この事によりアルバにはバルセロナ行きの噂が流れ始める事になりました。
InterStar Deporte側がそのように判断するための比較対象として持ち出したのがマテューとの契約条件でした。今やスペイン代表の最新の選手となったこのカタランは、バレンシアにおいてこのフランス人DFと同等以上の存在感を見せています。しかしながら、その時クラブが提示した給与はマテューが受け取っている額をワンランク下回るものでした。
InterStar Deporteの言葉を受けてジョレンテ会長は、ここ最近ハイパフォーマンスを見せ続けている彼を手元に残すべく、苦しい財政事情の中で精一杯歩み寄る姿勢を見せました。そして両代理人も「バレンシアでキャリアを続ける事がジョルディにとって最善」とジョレンテ会長に語るなどクラブの誠意を歓迎しており、未だ条件面での開きは残るものの、契約延長交渉の第一歩はポジティブな方に進みだしたとみられています。
この交渉がまとまった場合、現行の2012年までとなっている契約は、2015年までに延長されるようです。