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ハーヴェイ・エリオット獲得決定

リヴァプール所属の元U-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオット(23)を1年間のレンタル移籍で獲得しました。買い取りオプションは付いていません。

ハーヴェイ・エリオット獲得決定

トップ下もこなせるウインガーの補強を目指していたバレンシアは、この夏の間、常にリーズ・ユナイテッドのラマザニを第一候補として動いてきましたが、レンタル移籍を望むバレンシアと完全移籍を望むリーズの交渉は、最後まで平行線のままでした。

デポルティボに敗れた後、ラマザニのレンタル獲得が最終的に難しいと判断したバレンシアは、ターゲットをエリオットに変更しました。エリオット本人はバレンシアのシャツを着ることに前向きでしたが、獲得に向けて彼の高額の年俸(額面で約430万ポンド≒約500万ユーロ)が最大のネックとなっていました。

最終的に彼の年俸の85%(約425万ユーロ)をバレンシアが負担することでこの問題が解決し、エリオットの移籍は初出から記録的な速さで完了しました。バレンシアが支払うエリオットの給与425万ユーロは、今夏、昇給と共に契約延長したギドよりも高額であり、ガヤ、ウーゴ・ドゥロ、ディアカビに次ぐ、チームで4番目の高給です。バレンシアはFFPの残りの枠を大部分をエリオットにつぎ込んだことになります。

エリオットは月曜の深夜にバレンシア・マニセス空港に到着し、昨日メディカルチェックをパスして契約を完了させました。マニセス空港ではメディアに対して以下のようにコメントしています。

「素晴らしいクラブに来たと思っています。ここでプレーできる機会を与えていただき感謝していますし、できる限りのことをしたいと思っています。クラブの歴史は知っていますし、多くの努力が求められるクラブであることも分かっています。ベストを尽くします」

「あっという間に移籍が決まりました。最初のオファーの話を聞いてからずっと準備していましたし、きっとバレンシアでプレーすることになると確信していました。そして今、ここにいます。今週が本当に楽しみです。もちろん、一番の目標は試合に勝つことであり、僕の最大の目標はバレンシアをヨーロッパの大会に復帰させることです」

エリオットは、ロンドンから南西に30㎞弱の街、チャーツィー出身の攻撃的MFを本職とするプレーヤーです。QPRとフラムのアカデミーで育ち、2018年9月にEFLカップ:ミルウォール戦で、15歳174日でイングランド史上最年少でトップチームデビューした選手となりました。2019年5月には16歳60日でプレミアリーグ史上最年少デビュー記録も更新しています。

2020/21シーズンにレンタル移籍したブラックバーン(イングランド2部リーグ)では、リーグ戦41試合に出場して7ゴール11アシストを記録しました。リヴァプールに復帰した翌2021/22シーズンは怪我に苦しみましたが、その後2シーズンは公式戦99試合出場9ゴールという成績を残しました。

イングランドU-21代表としても華々しい経歴を持っています。U-21欧州選手権では2023年、2025年と2大会連続出場し、両方で優勝を成し遂げました。圧巻だったのは2025年大会で、この大会でエリオットは全6試合に出場して5ゴールを記録。大会最優秀選手に選出される活躍を見せました。

昨季はアストン・ヴィラにレンタル移籍しましたが、契約関係の問題により出場機会を得られず、不本意な1年を過ごしました。そして今夏はイラオラ監督の構想外となってしまったため、移籍先を探す必要がありました。

それでもエリオットは、23歳の若さでプロでの公式戦出場はすでに200試合を超えており、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグの優勝経験も持っています。年齢だけでは測れない彼の経験値は、長い間スペインの外に出ていないバレンシアにとって大きなメリットとなるでしょう。

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