ラルクーディアで開催された国際トーナメント「COTIF」。2025年大会／第41回大会のU-20トーナメント部門に参加したフベニールAが、準優勝で大会を終えました。

昨季のフベニールBとカデーテAでプレーした選手たちで構成された今大会のバレンシア・フベニールAは、ファーストラウンド初戦でADブラジルU-20代表に勝利したものの、第2戦でアルゼンチンU-20代表に敗戦。ノックアウトラウンド進出をかけたチリU-20代表戦はスリリングな展開となり、1-1で引き分けたものの、後半ロスタイムにはチリU-20代表のシュートがゴールポストに当たるなど紙一重の差でバレンシアがノックアウトアウンド進出を決めました。

準決勝は、ファーストラウンドで躍進を見せたモーリタニアU-20代表との対戦となりました。2点を先行しながら試合終了5分前に連続ゴールで追いつかれる嫌な展開となりましたが、試合終了間際にビルチェスの決勝ゴールが生まれ、劇的勝利となりました。

ファーストラウンドの再戦となったアルゼンチンU-20代表との決勝は、前回同様に力の差を見せつけられることになりました。強力な攻撃と得点力でバレンシアはチャンスを作ることもままならず、2-0で敗れました。アルゼンチンU-20代表に初招集されていたGKアラン・ゴメスは嬉しい代表での初タイトルです。

アルゼンチンU-20代表は2012年、2018年、2022年に続く4度目の大会優勝となりました。歴代優勝回数ではバレンシアの6回に次ぐ2位となります。また、バレンシアは7度目の準優勝となりました。

大会最優秀選手にはアルゼンチンの9番トマス・デ・マルティスが選出されました。大会得点王にはモーリタニアのヌドーが、最優秀GKにはモーリタニアのブラヒム・エメディが、最優秀監督にはアルゼンチンのディエゴ・プラセンテが選ばれました。

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