ママルダシュヴィリが公式戦500分間無失点を記録
前節のラージョ戦で83分まで無失点をキープしたママルダシュヴィリが、バレンシアのGKとして2012年のビセンテ・グアイタ(643分)以来10年ぶりとなる公式戦500分間無失点を達成しました。
第25節:バルセロナ戦の63分のオーバメヤンのゴール以降の27分間
第26節:マジョルカ戦の90分間
国王杯準決勝2ndレグ:アトレティック戦の90分間
第28節:ヘタフェ戦の90分間
第29節:エルチェ戦の90分間
第30節:カディス戦の90分間
第31節:ラージョ戦のセルジ・グアルディオラのゴールまでの83分間
以上、合計で560分間です。チームは第27節:グラナダ戦でオウンゴールで失点を喫していますが、この時はジャウメ・ドメネクがゴールマウスに居ました。
ちなみに、現在のバレンシアのGKの公式戦無失点記録は、ドブレーテ(2冠)を達成したラファ・ベニテス監督時代の2003/2004シーズンにサンティ・カニサレスが記録した676分間です。
また、ママルダシュヴィリはアウェーでの無失点記録にも近づいていました。第24節:アラベス戦でのホセルのゴール以降続けていたこの記録は昨日のバジェカスでの失点で367分間で止まりました。こちらのクラブ記録保持者も2003/2004シーズンのカニサレスで、476分間となっています。
ママルダシュヴィリの好調は、ボルダラス監督に悩みの種を一つ与えました。SNS上では「国王杯決勝でラ・カルトゥハのゴールマウスを誰が守るべきか」の議論が起こっています。ベテランのシレセンが復帰した今、大舞台の経験が豊富なこのオランダ代表GKを起用するか、今季のビッグサプライズであるこのジョージア代表GKを起用するか。この件についてボルダラス監督はまだどちらを起用するとも明言していません。
参考までにシレセンは今季ここまで、公式戦15試合(前半18分に負傷交代したセビージャ戦を含みます)に出場して26失点、3回のクリーンシートを記録しています。
そしてママルダシュヴィリは、初めての国外挑戦となった今季ここまで公式戦16試合に出場して15失点、8回のクリーンシートを記録しています。