サエンスがミランデスにレンタル先を変更
ポルトガルリーグのCSマリティモにレンタル移籍していたホルヘ・サエンス(25)が、マリティモとのレンタル契約を解消し、セグンダのCDミランデスにレンタル移籍することになりました。今季いっぱいの契約となります。
今季ボルダラス監督の構想に入れずにチームを離れたサエンスは、初めてのポルトガルリーグの舞台で開幕当初に飛躍の兆しを見せましたが、9月以降は出場機会を得られずリーグ戦6試合とカップ戦1試合で合計498分間の出場に終わっていました。
2019年にバレンシアに入団して以来、白と黒のユニフォームを着て一度も公式戦に出ていないサエンスは、幸せな時間を過ごせていません。セルタでも最初は出場機会を得ましたが、その後に居場所を失い、昨季は怪我がなかったにもかかわらず、1分間もプレーすることはありませんでした。そして今回、マリティモでもセルタの時と同様の状況となってしまいました。
ボルダラス監督が新たなCBを求めたことからもわかるように、バレンシアにサエンスの居場所はありません。しかしながら、サエンスの契約は2024年まであり、バレンシアは彼の獲得に200万ユーロを投じているため、簡単に手放せないことも事実です。2019年に300万ユーロあった彼の市場価値は、現在100万ユーロを下回っています。クラブはマヌ・バジェホと同様に、レンタル先での活躍で彼の価値が上がることを期待しています。