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フェラン・トーレス退団、MARCAの独占インタビュー

フェラン・トーレス(20)のマンチェスター・シティへの完全移籍が発表されました。5年契約で、移籍金は2500万ユーロにインセンティブが1200万ユーロという条件です。

フェラン・トーレス退団、MARCAの独占インタビュー

ヨーロッパカップ戦の出場を逃し、選手売却で8000万ユーロの収益を上げなければならない今夏のバレンシアにとって、残り契約が1年となり、クラブからの契約延長オファーを拒否していたフェランの売却は最も論理的な解決策でした。

公式発表と同時に、今朝発売のマルカにフェランの独占インタビューが掲載されました。


──グアルディオラとの会話について
「最初の会話はとても興奮した。僕を落ち着かせて、歓迎してくれた。僕がシティに行きたいと強く思うようになったきっかけは間違いなく彼の存在だ」

──移籍が決まった今の気分について
「とても嬉しいし、興奮している一方で、僕の人生のクラブを去ることをとても悲しんでいる。7歳の頃から僕を形成し、僕にすべてを与えてくれたクラブだから。ただ、同時にバレンシアでとても難しい時間を過ごしていたことも言っておきたい。すごくフラストレーションがあったし、退団を決意したのもそのためだ。でもこれだけは強調しておきたい。バレンシアには心から感謝しているし、クラブが居るべき場所に戻るためのサポートをするつもりでいる。問題は、僕のイメージを悪くし、退団の形を悪いものにしようと熱心になっている数人のジャーナリストとクラブ内部の人間が居ることだ。僕はバレンシアニスタだし、悪い形で去ることは避けたいと思ってる」

──バレンシアニスタへの思い
「ファンには心から感謝している。いつでもサポートして励ましてくれた。僕にとって重要だった。僕の退団で怒りを感じている人たちには申し訳なく思う。決して僕の本意ではなかった。僕はバレンシアーノとして、そしてバレンシアニスタとして最後まで残りたいと思った。でも、起きたことのすべてがこれまで僕がずっと夢見てきたものとは違う道を進むことを余儀なくさせた」

──退団の決断について
「退団を考えたのは1年前の夏。U-19欧州選手権に優勝して意欲的に戻ったら、クラブから"お前は5番手ウインガーだ"と言われた。それに加えてさらにウインガーの補強をしようとしていたし、他のポジションの選手が僕より上の序列に居たことに傷つけられた。さらにクラブは僕をスペイン中のクラブに売りに出して、レバンテを含む12のプリメーラのクラブから連絡が来た。クラブが僕をマーケットに出した時に退団を決意した」

──契約延長の可能性について
「契約延長に近づいた時も確かにあった。クラブにやってきたセサル・サンチェス(スポーツディレクター)とは頻繁に連絡を取り合っていた。その時点で僕らは、自分がマーケットに出された時の条件を知っていたので、代理人がセサルに"あなたたちがフェランをマーケットに出したのだから、私たちは私たちの仕事をする。あなたたちはフェランを買い戻す必要がある"と言った。代理人は買い戻すために3つのうち少なくとも2つの条件を満たしてほしいとセサルに伝えた」

──3つの条件について
「1つめは、ピーター・リムがクラブにとって僕が重要であると理解していることを示す契約延長オファーを出してくれること、2つめがチームのキャプテンの一員になること、これは僕の夢だった。オヤルサバルやフェルナンド・トーレスがキャプテンを務めたように僕を扱ってほしかった。3つめはチームのトップサラリーの選手たちと同等の給与をもらうこと。3つのうち2つでも実現してくれれば良かったけど、1つも満たされなかった」

──セサルの反応について
「セサルからの返答は"すべての要求が不可能"ということだった。そして彼は様々なメディアのスピーカーを使用して代理人と彼の間で話された言葉を明らかにした。そして、彼がやったことは2/24にメールで1通、僕の代理人に契約延長オファーを出したことだけだ。そしてそのオファーは僕らの要求は含まれておらず、以前に僕らが拒否したものと同じ内容だった。だから僕らは回答済みと返答した。そうしたらクラブのネガティブキャンペーンが始まった」

──バレンシアへの譲歩について
「僕は、バレンシアに残るためにやるべきことはすべてやったと思う。バレンシアに残りたかったし、残るための条件も出した。さっきも話した通り、3つのうち2つは経済面とは関係ないものだ。残り1つ、給与についてもクラブにとって不可能なことを言ったわけじゃない。僕はバレンシアがヨーロッパの他のビッグクラブと同じ給与を支払う力がないことをわかっていた。僕はクラブのプロジェクトを引っ張る役割を欲しかったし、クラブが僕をとどめるためにその努力をしてくれること望んでいた。ただ、彼らがそれをしなかっただけだ」

──シティからのオファーについて
「シティとの交渉にはだいぶ時間をかけた。シティはバレンシアにオファーを出し、僕と交渉すると伝えた。シティと僕が合意が取れたうえで、バレンシアと移籍の条件について話し合い始めた。僕はシティと合意したけど、最後までバレンシアの反応を待った。僕が希望したリアクションをしてくれれば残るつもりだったけど、それは叶わなかった」

──パレホとの関係が良くないという噂について
「僕を成熟させメンタル面を強くしてくれたトップチームでの3年間について話さなければならない。当時僕は17歳だった。パレホは偉大な選手だけど、彼と個人的な関係は全くなかった。トップチームに上がってから、ただ"おはよう"を言ってもらうために何週間もかかった。僕にとって彼が良いキャプテンであり続けてきたとは思わない。最悪の事態はマルセリーノの解任だ。ガンインと僕が犯人かのような扱いを受けた。それから数週間、ロッカールームで話しかけてくれなかった」

──イ・ガンインについて
「ガンインのことは好きだ。ソブリーノと僕で彼のことをサポートしてきた。素晴らしい選手になると思う。バレンシアが僕にしたことと同じ過ちを犯さないことを願ってる。愛情と信頼が重要だ。僕も傷ついてきたし孤独を感じてきたからね」

──マルセリーノ監督について
「マルセリーノは偉大な監督で、僕に多くのことを与えてくれた。個人的にも良くしてもらった。また、素晴らしいクラブを率いてくれることを願ってる。いつの日か、他のクラブで彼と一緒に仕事をできる気がしてるよ」

──アレマニーとロンゴリアについて
「彼らが去ったことはクラブにとって災害級の出来事だった。彼らが居てくれたら、たぶん僕は契約延長に応じたと思う。1年前、僕に賭けてくれたのはアレマニーだけだったということを強く言っておきたい」

──クリスチアーノ・ロナウドについて
「スポーツ選手としてクリスチアーノを目標にしていると言ったことがある。サッカーの世界の頂点に到達したいと思うすべての人間にとっての模範だ」

──シティでの目標
「シティは常にチャンピオンズリーグに居るチームであり、今や世界5大クラブの1つに入る。チャンピオンズリーグでプレーするだけでは足りない。いつかそのタイトルを勝ち取りたい」

──他のビッグクラブからのオファー
「いくつかのメガクラブからオファーをもらったことは間違いない。でも名前を出すことは控えたいな」

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