GK　ジャウメ・ドメネク／ネト
CB　ガブリエウ・パウリスタ／ディアカビ／ロンカリア
SB　ガヤ／ラト／ピッチーニ／ヴァス
CH　パレホ／カルロス・ソレール／コンドグビア／コクラン
SH　フェラン・トーレス／チェリシェフ／ゲデス／イ・ガンイン
FW　ロドリゴ／サンティ・ミナ／ガメイロ／ソブリーノ

負傷中のガライを除く全てのプレーヤーが招集されました。今週、足首の負傷を抱えていたコンドグビアと、レガネス戦で鼻骨を負傷したガヤもリスト入り。ガヤはフェイスガードを着けてのプレーとなります。

一方、ベティスのキケ・セティエン監督も出場可能な22選手全員を招集しました。ホーム：ベニート・ビジャマリンで開催される決勝進出に向けて、これ異常ない高いモチベーションでメスタージャにやってきます。

ベティスとは、国内のコンペティションでこれまでに126回対戦しています。うちメスタージャでは63回戦っており、バレンシアの48勝9分6敗という記録が残っています。国王杯に限ると、これまでに17回対戦し、バレンシアの10勝4分3敗。メスタージャでは6勝2分無敗という記録です。過去の数字に加え、1stレグでアウェーゴールを2つ得たことを踏まえると(スコアは2-2)バレンシアが有利と見えますが、今季のリーガではメスタージャで引き分けている(スコアは0-0)こともあり、決して油断はできません。マルセリーノ監督がどこまでチーム、ファン、メディアの気を引き締められるかが、バレンシアの決勝進出のキーポイントとなりそうです。

また、今季の国王杯ここまで4ゴールのミナ、3ゴールのロドリゴには、大会得点王に躍り出る可能性も残されています(現在のトップはヘタフェFWアンヘルとビジャレアルFWエカンビの5ゴール)。

バレンシアの予想スタメンですが、マルセリーノ監督が「今季の国王杯では全ての試合でジャウメ・ドメネクがGKを務める」ことを明言しました。DFラインはピッチーニ、ガブリエウ、ロンカリア、ガヤ、2列目がソレール、パレホ、コクラン、ゲデス、FWがロドリゴとミナという11人。2019年に入って4ゴール4アシストと好調のガメイロがジョーカー役となるでしょう。

今夜のメスタージャは決勝進出に向けてチームを後押しすべく、ティフォ(モザイク)の演出が予定されているようです。クラブと、地元メディア「À Punt Mèdia」の支援により約3万枚の旗が客席に配られ、白い背景の上に「VOLEM (queremos/We wantの意)」という文字と国王杯トロフィーの絵柄、黒い背景の上に1919と2019という数字が出される予定です。