昨季までBチームに所属したカメルーン人DFチャハ・レウコ(22)が契約満了によりクラブを退団する事になりました。元バレンシアのルイス・ミージャが監督を務める2部リーグのルーゴとの契約が内定したという報道も出ています。

レウコは2011年のU-20ワールドカップにカメルーンU-20代表の一員として参加した後、トーレ・レバンテからバレンシア・フベニールAにやってきました。翌2012/13シーズンにBチームに昇格。Bチームでは3シーズンで68試合に出場しました。

トップチームの層が薄い右サイドバックのポジションでレギュラーを務めていた事もあり、昨季はトップチームのプレシーズン合宿にも招集されていましたが、最終的にヌーノ監督のチームに残ることは出来ませんでした。

レウコは自身のツイッターを通じてお別れのメッセージを残しています。

「この美しい街に来て4年、僕の人生で最も重要なステージを閉じる事になりました。沢山の感動的な思い出で頭がいっぱいです。僕にとって家族のようなバレンシアニスタの皆さんにお礼を言いたいと思います。皆さんのおかげでこのクラブをいつでも自分の家のように感じることができました。

バレンシアCFが僕に賭けてくれたという信頼を決して忘れる事はありません。ここで僕はサッカー選手としても、人としても本当に大きく成長できました。ここで僕を指導してくれた全てのコーチたち、クラブのスタッフ、職員、ファンの皆さん、チームメイト・・・皆さんに愛情を持って大切にして頂いた事、心から感謝しています。ありがとうございました。

また、トーレ・レバンテの事も忘れる事はありません。皆さんは僕の可能性を最初に信じて育ててくれて、バレンシアへの扉を開いてくれたクラブです。

これから僕の新たなステージが始まります。でも今はまだ、楽しみな気持ちと感傷的な気持ちが僕の心に混在しています。僕の人生の最も重要なステージが終わった事を理解しているからです。ただ、これだけは言わせてください。バレンシアのエスクードを守る、という幸運を手に出来た事は、僕の人生にとって大きな誇りであり、大きな喜びでした。
それでは皆さん、また会いましょう。Amunt Valencia!」