移籍期間も残り1週間となり、クラブはDF陣の補強に向けて慌しく動いています。

特にCBについては補強の必要性がずっと叫ばれてきました。そこで、クラブが新たなターゲットとして名前を挙げたのが、イタリア・セリエAのナポリ所属のスペインU-21代表DFビクトル・ルイス(22)です。しかし、バレンシアが彼に対して用意した700万ユーロでのオファーは、ナポリに断られてしまったとも言われています。

次に名前が挙がってくるのがイタリア・セリエBのトリノ所属のイタリアU-21代表DFアンジェロ・オグボンナです。彼については既にバレンシアの補強候補として何度か名前が出ています。バレンシアは7月に出した600万ユーロでのオファーを増額し、今月改めて750万ユーロでのオファーを出したそうですが、トリノは1200万ユーロという価格設定をしており、こちらも交渉は難航しているようです。

マルカが報じたアルビオルについては、獲得が厳しいと見られています。マルカの記事では、バレンシアはアルビオルの買い戻しに1000万ユーロを用意しているとの事ですが、問題は移籍金ではなく彼の年俸です。

アルビオルはレアル・マドリーで年俸450万ユーロという待遇を受けていますが、この金額はバレンシアにとってはあまりにも高すぎる金額です。事実、現在のバレンシアで最も高い給料を受け取っているのはソルダード(年俸260万ユーロ)であり、もしアルビオルがバレンシアでのプレーを望む場合、彼は現在の給与の半分以下での待遇を受け入れなければならなくなるでしょう。