バレンシアはサラゴサに対して1999/2000シーズンに4-2で敗れて以来、リーグ戦では10年間負けていません(スーペルコパではメスタージャで負けてますが)。サラゴサが2部に居た2002/2003シーズンと、昨シーズンを除いた8年間で16試合して10勝6分。ラ・ロマレダでも7試合で3勝4分という成績。こんなに愛称が良いとは意外でした。

ちなみに、ラ・ロマレダでの3勝は全て1-0というスコアで、2001/2002シーズンはルフェテのゴールで、2003/2004と2006/2007はアングーロのゴールで勝利しています。2006/2007のゴラッソは記憶に新しい方も多いんじゃないでしょうか。

アジャラは退団してしまいましたが、アリスメンディとホルヘ・ロペスは健在。特にアリスメンディを見られるのは楽しみです。ホルヘ・ロペスに関しては彼がラシンに居た頃にやられてますね。

それと、サラゴサと聞いて思い出すのは大嫌いなDFのディオゴ。
2008年5月、この試合が復帰戦となったビセンテを止める事が出来なかったディオゴは、故障上がりのビセンテを悪質なスライディングで3度削り倒しました。
全てのスライディングがビセンテの古傷がある足首に入っており、その都度痛みをこらえて立ち上がっていたビセンテでしたが、3度目のスライディングでついに走れなくなりました。これによってビセンテは前半終了を待たずに交代となり、そのままこのシーズンの終了を迎えることになってしまったんです。

その後ディオゴは結局この試合でヒザの十字靭帯断裂の負傷を追ったんですよね。サッカー選手の負傷に関して"ざまあみろ"とは思う事はありませんが、人を傷つけるようなプレーをする選手には何かが起こるものだ、とこの時は感じたものです。