UEFA規定の育成選手枠について2011
今季もまとめてみました。年々、優秀なカンテラーノを売りに出しているバレンシア、今季はどのような感じになっているのでしょうか。
今季はUEFAの規則を見つけたので、呼び方もそれに倣います。
【定義】
2008-09シーズンには、各クラブの登録選手25名のうち、4人以上がクラブ育成選手、さらに4人以上が協会域内育成選手となる。
クラブ育成選手の定義は、15歳から21歳までの期間に3シーズン以上にわたって当該クラブに登録されていた選手、とされる。
協会域内育成選手とは、15歳から21歳までの期間に3シーズン以上にわたって当該クラブ、または当該クラブと同じサッカー協会に属する他のクラブに登録されていた選手を指す。
引用元:選手現地育成に向けた提案を公開(UEFA.com)
クラブ内育成選手(合計4人)
MFアルベルダ(34)
MFパブロ(26)
GKグアイタ(24)
MFジョルディ・アルバ(22)
クラブ内育成選手は、ダビド・ナバーロが抜けて4人ちょうどとなりました。Bリストに登録可能とはいえ、イスコが抜けた事も響いています。今季のCL登録リストに25名登録できているので、レンタルで1年間クラブを離れていたアルバもここに入っている事になります。国内でのレンタル期間は育成期間に含めていいんですね。
協会域内育成選手(合計8人)
DFデアルベルト(28) カステジョン・ユース
DFビクトル・ルイス(22) エスパニョール・ユース
DFブルーノ(31) エスパニョール・ユース
DFバラガン(24) セビージャ・ユース
MFパレホ(22) レアル・マドリー・ユース
MFカナーレス(20) ラシン・サンタンデール・ユース
FWソルダード(25) レアル・マドリー・ユース
FWアドゥリス(29) アンティグオコ・ユース
スペイン以外の国籍の選手が増えたとはいえ、まだまだこちらは問題ありませんでした。昨季「不明」と書いたアドゥリスですが(同一クラブに継続して3年間と勘違いしていました)、当該期間に3年以上継続してスペインサッカー協会支配下のクラブに所属していますので、こちらに入ります。
育成選手にならない選手(合計13人)
GKジエゴ・アウヴェス(26)
GKクリスチアーノ・ペレイラ(21)
DFラミ(26)
DFリカルド・コスタ(30)
DFマテュー(28)
DFミゲル(30)
MFマドゥロ(26)
MFトパル(25)
MFバネガ(22)
MFティノ・コスタ(26)
MFフェグリ(22)
MFピアッティ(22)
FWジョナス(27)
以上、25人の登録となりました。そして、今季のBリスト(1990年1月1日以降に生まれた選手でチームに2年以上在籍している選手)は今年は控えめで、アドリアン・ジューナ、ポルトゥ、ファン・ベルナト、パコ・アルカセルの4名となっています。